みなさん、初めまして。
e-Education Projectでデザイナーをしている松川逸です。新しい団体WEBサイトのデザインを担当しました。
WEBサイトを一からデザインするのは初めての経験。「WEBサイトってどんな目的や役割があるんだろう?」と何度も悩んで、試行錯誤を重ねました。
たくさんの方々からご意見いただき、昨日e-Educationの新しいWEBサイトが完成しました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます。
今回はWEBサイトをデザインする上で、私が大切にした3つの観点についてご紹介したいと思います。
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想いをデザインする。
デザインとは、想いをカタチにすることです。
e-Educationの活動を近くで見て印象的だったことは、途上国の人々を含め、みんなが可能性に挑戦し、ワクワクしていることでした。
キーワードを上げるなら、「楽しさ」「明るさ」「温かさ」「生き生き」という感じでしょうか?
途上国と聞くとネガティブな印象を持つ人は多いと思います。ですが、それだけではない面もたくさんあり、「途上国の可能性や明るい一面をもっと伝えたい!」とメンバー全員が口にしていました。
そんなメンバーの想いをカタチにするために、随所に手書きの要素や、色が混じり合ったアナログな表現を多く用いています。
温かくて、ワクワクするようなデザインを
手作りで、粗さもあるけど、でも温かい。そんなe-Educationらしさを感じてもらえたら嬉しいです。
機能をデザインする。
機能は、デザインする上で本当に大切です。
NGOのWEBサイトに必要な機能は何か?実際にWEBを見るシーンや、どんな人たちが見るのかを想像し、項目を整理しました。
例えばWEBのトップメニューでは、余計な情報はなるべく減らして、初めて訪れた人が必要とするであろう項目のみを表示させました。「できれば見てほしい」というページは下の階層に置き、最初の選択肢を増やしすぎないよう心がけています。
またiPhoneやスマートフォンで見ると、トップのメニューを全て一度に確認することができません。そのため、携帯サイズの画面で見たときだけ「初めての方へ」「寄付する方法」というボタンを表示するようにしました。
iPhone, iPadの画面サイズに合わせてデザインが自動で切り替わります
タブレットPCで見る人も想定し、使う機器に合わせてデザインが自動で変わるようになっています。
いつ、どんな機器からアクセスしても、欲しい情報がすぐ手に入るよう設計しましたので、ぜひその違いも楽しんでみてください。
コミュニケーションをデザインする。
e-Educationはみんなでつくっていく団体です。
途上国で頑張る子どもたちも、日本から応援・協力してくれる方々も、e-Educationにとって大切な存在であり、一緒に社会を変えていく仲間だと考えています。
だからこそ、WEBサイトを単なる情報提供ツールにするのではなく、e-Educationに関わる全ての人々がweb上で繋ぐハブにしたいと考え、「みんなの声」というコミュニティページをつくりました。
頑張る人と応援する人を繋ぐコミュニティを
「みんなの声」は来月から本格的に始動し、どんどん盛り上げていく予定なのでお楽しみに!
これからが本当のデザイン
昨年から練り始めた新しいWEBサイトは、多くの人に助けられながら無事に完成しました。
リニューアルしたサイトは下のリンクからアクセスできますので、良かったらご覧ください!
そして、これからが本当のデザインです。
読んでいただいた方々からのコメントをもとに、より良いWEBサイトを作っていきます。
みなさんの想いをカタチにするため、私もデザインスキルを磨きますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
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