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Photo: BloombergBusinessweek

「世界の現状の改善に向けて取り組む」を目標に掲げている世界経済フォーラム(ダボス会議)が、今年も開催されています。

会議初日、俳優のマット・デイモンさんが共同代表を務める「Water.org」の活動が高く評価され、クリスタルアワードを受賞しましたので、ご紹介します。

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評価されたのは影響力

「Water.org」は、“安全な水とキレイなトイレを全世界に!”という理念のもと、マット・デイモンさんとギャリー・ホワイトさんが2009年に創設したNPO団体です。

俳優マットデイモンがトイレに行かない宣言! その理由とは一体?

ウォータークレジットと呼ばれる、マイクロファイナンス型のサービスを提供しており、これを利用して途上国の人々はトイレを設置し、家から近い水道へのアクセスが可能になります。

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マット・デイモンと、アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領
Photo: The Week

さすがのスピーチ力!

マット・デイモンさんは、受賞スピーチででオーディエンスにこう語りました。

途上国で汚染された水は、解決策がある問題です。その“貧しい人”こそが解決策となるのです。私たちの団体は、既に500万人へキレイな水とトイレを届け、2020年までに1億人に到達することでしょう。この賞は、我々が何を成し遂げることができるか、何を成し遂げるか、を象徴する賞です。

クリスタルアワードは、世界の問題を解決するために貢献した文化人に与えられ、今回はマット・デイモンさん含め4人の著名人が受賞しました。

世界経済について話し合う国際カンファレンスですが、近年は途上国の問題などに焦点が置かれることが多いです。そんな中、初日から人々の心をつかんだマット・デイモンさんのスピーチには頭が下がります。

まずはハリウッドの皆さんにお礼を申し上げた・・・おっと、すいません、ゴールデングローブ賞のスピーチと間違えてしまいました。

と始まるマット・デイモンさんのユーモア溢れ、かつグローバルな視点で深刻な水問題について語る2分弱のスピーチも、是非ご覧になってみて下さい。

Bloomberg Businessweek


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