「プレイするにはペットボトルを入れてください」――コカコーラ「Happiness Arcade」がリサイクルをより楽しく

街の真ん中に突如として現れたコカコーラのマシーン。

今回はコカコーラがダッカで行ったリサイクルを身近で、楽しくする取り組み「Happiness Arcade」をご紹介します！

ペットボトルを入れることでゲームをプレイ

1500万人が暮らすバングラデシュの首都ダッカ。その路上に現れた、真っ赤なコカコーラのマシーンは自動販売機かと思いきや、アーケードゲームのようです。

ゲームをプレイしようとポケットからお金を取り出し、コインの挿入口を探すと、そこにはペットボトルの形をした入り口と、「プレイするにはペットボトルを入れてください」の文字が。

近年深刻なごみ問題を抱えるダッカ。少しでもこの問題に関心を持ってもらうため、コカコーラとGrey Dhakaの共同によって実現したのがこちらの「Happiness Arcade」キャンペーン。

コカコーラのペットボトルをマシーンに入れることで、卓球のようなゲームをプレイすることができる仕組みになっています。ゲームをプレイし終えると、画面には「環境に気を使うことを忘れずに」の文字が表示されます。

6日間で数千本のペットボトルの回収に成功

マシーンは6日間に分けてダッカの6つの地域に設置。この6日間だけで数千本のペットボトルが集まったというから驚きです。またキャンペーンで使用されたマシーンは、同様の取り組みを行うために世界中で使用されるということです。

このような楽しくリサイクルに参加できるような仕組みが、もっと広がるといいですね。Happiness Arcadeを紹介する下記の動画もぜひ合わせてご覧ください！

[PSFK]