アンコールワットで有名なカンボジア。一方で、旧フランス領、ポル・ポト政権、内戦、地雷といったイメージをもっている人もいるのではないでしょうか。地雷に関しては以前トジョウエンジンの記事でも何回か取り上げています。
今日の記事は、銃弾×伝統織物というとってもユニークな組み合わせでプロダクトをつくるファッションブランド「Emi&Eve」を紹介します。
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弾薬をリサイクルすることで世界にポジティブなメッセージをもたらし、人々にその思いを届けることで、常に希望があることを思い出させてくれる
ブランドのデザイナーを務める女性は、銃弾をリサイクルする理由をこう話します。
彼女はイギリスでデザイナーとして経験を積んでいる時に休暇でカンボジアを訪問。そこで出会った決意と創造性をもって苦労に打ち勝とうとしているカンボジア人の職人に強く影響を受けました。
その後、そういった人々の助けになりたいと思うようになり「銃弾のリサイクル×伝統織物」という組み合わせを思いついたそうです。
冒頭の写真はネックレスですが、ハンドバックなどもつくっています。製作にはカンボジアの伝統織物職人と中国人の低所得者が関わっているとのこと。
利益の多くは彼らに分配される仕組みになっているため、彼らにとって経済的安定に貢献するとともに、伝統織物の復興や活性化にもつながっているのです。
image: Emi&Eve facebook
銃弾という負のイメージのものと、現地の伝統の融合で平和のメッセージを伝えることに挑戦するEmi&Eve。
ぜひショッピングサイトものぞいてみてはいかがでしょうか。幸せな気分になれますよ。
Emi &Eve: from bullets to beauty from Emi&Eve on Vimeo
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