トジョウエンジンをご覧の皆様に大切なお知らせがあります。
本日12月23日、トジョウエンジンの運営団体であるe-Educationより新しいWEBメディア「みんなの声」をリリースいたしました!
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NGOが抱える2つの課題
私たちe-Educationは途上国の子どもたちの教育支援を行うNGOであり、活動を始めてから約5年が経ちます。
これまで多くの方々から応援・支援いただいたおかげで活動を続けることができましたが、設立当初からずっと問題視してきた課題が2つありました。
受益者の「声」が届かない
まず一つ目は支援の透明性です。自分が出したお金がどのように使われ、どんな成果が出たのか、できる限り正確に知りたいというのが普通でしょう。
しかし、その説明は簡単ではありません。特に海外で活動しているNGOであれば、受益者の置かれている状況から詳しく説明し、遠く離れた場所で起こっていることを分かりやすくお伝えする必要があります。
そして、結果は数字で示せば良いというものでもありません。本当に受益者に喜んでもらえたのか?彼らの役に立ったのか?リアルな「声」を支援者の方たちに届けるのがNGOの仕事であり、これが非常に難しい課題でした。
応援者の「声」が聞こえない
二つ目の課題は、支援者の貢献度と世間からの評価のギャップです。
私たちNGOの活動の多くは、寄付会員の方々をはじめ、応援してくださる方のサポートによって成り立っており、彼らの協力なくして活動の安定した成長は見込めません。
ただ、どういった人たちがNGOを応援・支援しているかご存知の方は少ないのではないでしょうか?
仕事が忙しくて時間がない中、それでも社会を変えようとお金を託すような人たちの挑戦が語られることは少なく、支援者に対する世間からの評価や関心の無さをずっと疑問視してきました。
頑張る人と応援する人を「声」で繋ぎたい
このような課題意識のもと、 “頑張る人と応援する人を「声」で繋ぐ”というアイデアが生まれ、私たちe-Educationがやなければならない3つのことを整理しました。
- 受益者である途上国の子どもたちのリアルな「声」を支援者の方々に届けること
- 応援してくれる人たちのエピソードをメンバー全員が把握し、それを海外で頑張る人たちに届けること
- 頑張る人や応援する人の声によって、新しいムーブメントを作ること
こうして誕生したのが「みんなの声」という新メディアです。
繋がりをデザインする
新メディアのコンセプトは約1年前、WEBサイトをリニューアルした際にある程度決まっており、トジョウエンジンの記事でも少し紹介しました。
しかし、肝心の「繋がり」をどうしたらWEB上で表現できるかデザインが難しく、支援者の方々へのヒアリングから改めて行いました。
聞きたい又は発信したい声の内容、どういったデバイスで声を確認したいか、など様々な要望を汲み取りながら少しずつメディアを形作り、最終的には以下のようなデザインとなりました。
ご覧の通り、トップビューはチャットやメッセージのようなデザインになっており、応援する人と頑張る人が会話をしているように見えます。
WEBサイト閲覧者の半数以上がモバイルからのアクセスであること、コミュニケーションはPCよりも携帯電話の方が取りやすいことなどを考慮して、スマートフォンで見ることを第一に考えたデザインにしました。
もちろん、これだけで応援する人と頑張る人の「声」が繋がり、新しいムーブメントが起こるとは思っていません。
これから時間をかけて声を丁寧に集め、デザインも機能も少しずつ進化させていけたらと思いますので、ぜひトジョウエンジンと合わせてご覧ください。
いずれの情報もTwitterやFacebookで発信してきますので、良かったらぜひフォローお願いします!
以上、新メディア「みんなの声」のお知らせでした!
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