みなさん、こんにちは。現在e-Educationネパールプロジェクトを担当している吉川です。
2015年もあともう少しで終わり、新たな年が始まろうとしています。私たちe-Educationも来年の準備を進めており、海外の教育課題解決に挑戦する仲間探しを開始しました。
そして、これから被災地ネパールで新しいプロジェクトが始まります。新しい年、今しかできない挑戦をネパールでしてみませんか?
▼採用説明会を開催します!よかったらぜひご参加ください!
ネパールプロジェクトとは?
今年新たに立ち上げたネパールのプロジェクト。2015年8月から現地リサーチを始め、現在本格的な立ち上げ期にあります。
ネパールは、エベレストに代表される険しい山々に囲まれている地理的な制約に加え、130を超える民族から構成されるという文化的要素などもあり、「世界で最も開発が難しい国」と言われています。電気や水などのインフラも十分ではなく、学校教育においては私立学校と公立学校の格差が大きな課題となっています。
首都カトマンズから離れた山岳部の公立学校では、先生の数や学習教材が不足し恵まれない環境で勉強している子どもたちがたくさんいます。彼らが一生懸命勉強ができる環境を作り、夢や想いを実現していくことをサポートしたいと思っています。
毎年約50万人の生徒が受験している高校卒業認定試験(SLC)の合格率は、私立学校の生徒は90%と非常に高い一方、公立学校の生徒の合格率は約20%となっており、SLCの合格が非常に難しいというのが現状です。SLCに合格できないと、その後良い仕事に就くこともできません。通称「Iron Gate(鉄の門)」と表現されるSLCを、公立学校に通う子どもたちも合格できるようにしていきます。
山間部の公立学校の子どもたちに映像授業を見せる
これから、ネパールの先生方と協力して映像授業のコンテンツを制作し、村の学校に通う子どもたちに届けていきます。具体的には、つまづく生徒が多い数学、科学、英語の映像授業コンテンツの製作、村の学校への提供と学習指導、映像コンテンツを使用する先生の研修等を現地パートナーと共に行っていきます。
都市の学校と農村部の学校の環境は大きく異なります。農村部の生徒にとって学びやすい映像授業はどんなものかを突き詰めて考え、そしてそれを形にしていく必要があります。映像教材を作ること、届けることが目的ではありません。
映像授業を届けた先に、生徒の学力向上を通した彼らの人生への可能性を広げていくことを目指しています。地道な活動の1つ1つを積み重ね、ネパールの子どもたちのためになるプロジェクト展開をしていきたいと思います。
プロジェクトを継続的なものにしていくために、教育省の方とのやりとりも行います。ネパール教育省においても、ICTを活用した教育改革は大きなテーマであり、映像教材の作成や普及に進んでいく方向性もあります。教育省との関わりも継続しながら、1人でも多くの子どもたちに最高の授業を届けるために動いていきます。
連携する現地のパートナー
協働する現地のパートナー
撮影に協力してくださる学校の先生方はもちろんのこと、ネパールの教育をより良くしていくために様々なパートナーと連携をして動いていきます。Kids of Kathmanduという教育支援NGOのメンバーと連携しており、彼らと共に学校へ訪問したり、教育省と打ち合わせをしていきます。基本的には英語でコミュニケーションを取ることができます。
ネパールの教育を良くしていきたいという想いをベースに、現地の人々の心に火をつけて巻き込んでいく力が大切です。
最高の授業を最果てまで届けるために
ネパールのプロジェクトは、まさにゼロからイチを生み出そうとするチャレンジです。地理的、文化的、政治的にも様々な課題がある状況の中で、最後まで諦めずに情熱を持ってプロジェクトに取り組める仲間を求めています。立ち上げ期だからこそ得られる経験があると思います。
2016年は、ネパールと日本の国交樹立60周年となる記念の年。
私たちと一緒に、ぜひネパールで挑戦しませんか?
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募集要項
業務概要
- 職種:ネパールプロジェクトリーダー
- 対象:大学生
- 活動場所:ネパール(カトマンズ及びその周辺)
- 活動期間:2016年4月から1年間(要相談 ※休学を原則とします)
- 採用人数:1名
求める人物像
《必須》
- e-Educationの理念や活動に共感していただける方
- 短期的ではなく、長期的にプロジェクトに関わりたいという方
- パートナーたちと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
- 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
- 想いと責任を持って最後まで諦めない方
《以下の方は優遇》
- ネパールに行ったことがある方
- 途上国でのボランティア経験や滞在経験のある方
待遇
- 渡航費、滞在費、謝金などをお渡しすることは出来ません
- プロジェクトに係る撮影費や運営費は団体から支出します
募集期間
<一次募集>
12月10日(木)〜12月22日(火)23:59まで
<最終募集>
12月23日(水)〜1月10日(日)23:59まで
応募方法
以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと思った方は、下記の応募フォームにご記入ください。その後、具体的な選考についてご連絡をさせて頂きます。
ご応募は、こちらからお願いします。
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また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。
件名:【海外インターン採用への応募】[お名前(フルネーム)]
応募後の流れ
上記応募フォームから応募
↓
弊団体からお返事と共に、一次選考課題となる課題文書を送付
↓
選考課題を提出
↓
書類選考の結果、及び面接日程のご連絡
↓
担当者と面接
↓
2月上旬を目処に合否通知
↓
2月中旬〜3月下旬まで国内研修
↓
3月下旬〜4月上旬にネパールへ出発
被災地ネパールで始まる、最も新しいe-Educationプロジェクト。
「これから新たな歴史を一緒に創っていく」
そんな熱い志を持った方のご応募をお待ちしております!
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