「失敗」
誰だって、できればしたくないものです。
ただ、国際協力の仕事に「失敗」はつきものであり、自分の力ではどうしようもできない課題にぶつかり、挫折を味わうこともあります。
「でも・・・」と話を続けるのは、NPO法人シャプラニールの平澤志保さん。青年海外協力隊として渡った南米で何度も苦い体験をしながら、それでも国際協力の道を歩き続けています。
「失敗をふまえて少しずつ前に進んでいる泥臭さ」
彼女がに共感したというシャプラニールの特長は、決して綺麗な言葉ではありません。
時間も手間もかかるけど、それでも現地の人に寄り添った丁寧な活動をしている団体に惹かれ、彼女もまた「生産者と共に生涯歩み続ける」仕事に打ち込んでいます。
「失敗」を力に変える。
それは決して簡単なことではありませんが、インタビューを通じて、その方法が少し見えてきた気がしました。
平澤さんの失敗、そして素顔に迫ります。
(聞き手:杉山裕美)
»つづきをよむ