聖地を呼ばれる場所がインドにはあります。
名前は「ブッダガヤ」。釈迦が悟りを開いてブッダ(仏陀)となった場所であり、仏教四台聖地の一つとして世界遺産にも登録されています。
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きっと驚く菩提樹と「五体投地」
インド東部のビハール州にあるブッダガヤ。仏教最高の聖地と呼ばれ、国内外から多くの仏教修行僧がやってきます。もちろん仏教徒でなくても聖地の魅力を堪能することができます。
主な見どころはマハーボーディー寺院。寺院の中心には、50mを超える巨大な塔のあり、どこにいても寺院の場所を確認することができます。
マハーボーディー寺院は、釈迦が悟りを開いた場所です。悟りを開いたときに座っていた金剛宝座があるほか、有名な菩提樹もあります。インドの暑さをスッと和らげてくれる木陰に入ると、どこか不思議な気持ちになります。
菩提樹の下には、時折赤いローブを羽織ったチベット仏教の僧侶たちがやってきて、全身を地面につけ始めます。これが「五体投地」と呼ばれる修行のひとつであり、何百回も繰り重ねて悟りの境地に近づいきます。彼らの熱心な修行を見ると、ここが聖地であることがよく分かります。
ちなみにブッダガヤは、マザーテレサの家があるコルカタという街と、ヒンドゥー教の聖地である街バラナシ(ガンジス川)のちょうど真ん中にあります。インド東の宗教聖地を巡る旅はとてもおススメなので、これからインドを旅される方はぜひご検討を!
(photo credit: kaniths via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第127問は、こちらの写真。またまた宗教に関連した絶景です。こちらのスポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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