西アフリカは、ほとんどの地域がサハラ砂漠の乾燥帯で占められています。
そのため、国同士の関わりもあまり強くないことが、近年の開発業界では問題視されてきました。 そんな中で、国際通貨基金(IMF)とガーナ政府が主導となり、西アフリカ経済の統合の可能性について語るカンファレンスを初開催することになったそうです。
様々な分野のポリシーメイカーが勢揃い
この会議では、ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)の政策提言者、金融業界代表、国際経済統合のスペシャリストなど、西アフリカの経済が協働する意義について議論します。 IMFのディレクターである篠原さんはこう語っています。
アフリカ経済が急成長していて、ポジティブな影響を与えているこの時代に、金融統合は周辺地域の開発レベルを一つ上げるための大きな原動力になるでしょう。
西アフリカのための熱い討論
ディスカッションでは、金融統合が持つポテンシャル、民間企業の進出や、長期のインフラ設備に与える影響も深く討論されます。 そして、この金融統合が持つさらなるリスクに関しても話し合われる予定です。
そして、既存のECOWASを超えた、西アフリカからのお互いの良さを最大限に出し合える包括的、かつ効率の良い経済成長に繋げるための会議になることを目指します。
伝統も発展速度も異なった国が混じり合っているアフリカだからこそ、お互いの力を合わせる金融統合などが今後は盛んになってくることが望ましいと思われます。
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