MILLENNIUM VILLAGE 1

先進国のようになりたい気持ちと、自分たちの持っている文化に対する誇りとの狭間、その変化の渦の中。日本もかつて、その道を辿ってきたのかもしれません。

今回は、途上国の価値ある美しい伝統技術を、世界に発信しているマザーハウスの新シリーズ「ミレニアム・ヴィレッジ」を紹介します。

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現地の文化に根ざした「美しい」価値観

「おばあちゃんはできるけれど、私たち若い人はできない」

途上国の製造業はどんどん人の手から機械へ仕事が奪われ、「装い」ものも大量生産に移っています。

その温もりや優しさ、そして誇りと作る喜びがどんどん減っていくことを、目の当たりにしてきたマザーハウス代表の山口絵里子さんは、それでも途上国には、まだ無数に手仕事が生み出す人間にしかだせない温もりや優しさ、それを作る人たちの楽しそうで誇り高い表情は残っている、と言います。

MILLENNIUM VILLAGE 2

今に残る価値あるものを世界に通用するブランドに

伝統工芸と呼ばれるもののほとんどは、現地の文化をそのままの形で残すことに主眼が置かれたままになっていることがあります。

また一方では途上国の文化が変に湾曲され、先進国のテイストに無理矢理合わせてしまったようなものも多く見られる現状のなか、超えなければならない課題も多くあります。

しかし、マザーハウスでは、その一つひとつに、作り手みんなと丁寧に向き合うことで、日常にとけ込み、なじむ商品を作り出しているのです。

MILLENNIUM VILLAGE 3

アジア、中東、アフリカなど、未開の地へと足を運ぶとともに、ミレニアムな数の手仕事の素晴らしさを拾い上げる。

そんな最高のカタチで「今」に融合させ、今残る価値あるものを途上国 から世界に通用するブランドにすることに邁進する、8年目となるマザーハウスの新たな一歩が「ミレニアム・ヴィレッジ」という商品シリーズなのです。

この世界への冒険の様子は、ギャラリーページでも公開されていくそうなので、マザーハウスとのワクワク感を共有してみて下さい。

バングラデシュでつくられた手刺繍のバックや財布など様々な商品があります。ぜひ素敵な商品を探してみてください。

[MILLENNIUM VILLAGE]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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