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みなさんは、「融資」と聞くとどんなことをイメージされますか?

企業の成長や個人の生活を支える為にお金を貸し出すこと、お金の貸し手は銀行や証券会社などの金融機関とイメージされた方が多いのではないでしょうか。

途上国の起業家への融資

しかし、現在では、金融機関ではなく、まさにあなたがインターネットを通じて、途上国の起業家に対して融資できる仕組みがあるのです。

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kivaorg

マイクロファイナンス「Kiva」

今回ご紹介するのは、「Kiva(スワヒリ語で絆や合意の意味)」という2005年米国で設立されたマイクロファイナンス(貧困者向けの小口金融)を行うNPOの取り組み。

Kivaは、インターネットを通じて、融資する側(経済的に恵まれた人々)と融資される側(途上国の事業主)を結びつける仕組みを提供しています。

融資手順は、Kivaのウェブサイト上で自分が融資をしたい起業家を選び、25米ドル単位で融資額を決めて、決済手続をすれば完了。つまりインターネットさえあれば、誰もが融資できるのです。その際のPaypalの手数料はかからないというのも特徴の1つと言えます。

これまで約96万人の起業家に対し、約4億ドルほどの融資を実施!

最新の情報では、69ヶ国、約96万人の起業家に対して、約4億ドルほどの融資がされていて、返済率は、99.03%という高さを誇ります。

「直接顔が見える」「個人単位で出来る」「起業家のニーズが見える」融資

Kivaの大きな特徴は、「直接顔が見える」「個人単位で出来る」「起業家のニーズや成果が見える」という点です。

今までのマイクロファイナンスの主体はあくまで金融機関でしたが、Kivaは「個人」による融資を可能にしました。また、インターネット上で情報を集約することで、貸す側、借りる側の顔や事業内容、進捗状況が直接分かるようになりました。

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一人ひとりが貸し手になることが出来る時代

現在、Kivaの取り組みは日本の高校の授業でも行われています。実際に、自分たちで借り手の顔や生活を把握し、事業内容や将来性を判断して、お金を貸し出すのです。

融資をした高校生からは、「他人事ではなく、個人レベルでも出来ることをやれる人になりたい」という感想が寄せられたそうです。

一人ひとりが共感した途上国の起業家へ融資できる時代。あなた自身の融資によって、途上国の起業家の未来を広げてみませんか?

[Kiva.org]
[Kiva Japan]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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