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みなさんは家庭で浄水器をつかっていますか?日本で使われている主な浄水器というと、水道の蛇口に取り付け、そこに混じっている発がん性物質など健康に悪影響を及ぼす物質を取り除く役目を担っています。

今回は、日本で一般に使われているものとは違い、蛇口に付けないタイプの浄水器「SOMA」を紹介します。

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なんといってもミニマルなデザインが1番の特徴

サンフランシスコ発の革新的な浄水器

この浄水器を開発したのはとあるサンフランシスコの会社。単なるおしゃれなデキャンタグラスのようにも見えますが、なんと浄水器なのです。

シンプルかつ革新的な浄水器と言われる「SOMA」。そのポイントを3点ほど見てみましょう。

1. 使い方が簡単

まずは簡単に水をきれいにできることです。この浄水器の使い方は、口の部分に普通の水を入れてあげるだけ。

するとフィルターが勝手に水をきれいにしてくれます。口から入れた水をフィルターが濾過し、時間が経つときれいな水が下に溜まる仕組みとなっています。

2. シンプルなデザイン

次にデザインのシンプル性です。本来ならば水道につけているため、目立たずにひっそりとしている浄水器ですが、この浄水器ならば食卓に並んでいても、インテリアの一つとして役立ちそうです。

ちなみにこのデザインに携わったDavid Beemanさんという方は、なんとスターバックスなどの企業に対しても専門的な知識を提供している凄腕デザイナーとのこと。

3. 環境に配慮

最後の特徴は、環境に配慮されていることです。実はこのフィルター、プラスチックでできているように見えますが、実際はココナッツの皮など、100%自然で取れる食べ物を用いて作られた、植物性プラスチック(PLA樹脂)を使用。そのため、自然界に流れるような水の味わいを楽しめます。

さらに、捨てるときには、土に埋めて堆肥にすることができるので、ゴミが増えなくて環境にも良さそうです。

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photo credit: Duda Arraes via photopin cc

「SOMA」は途上国にも活用可能?

途上国で飲料水が不足しているのは、みなさんもご存じだと思います。「SOMA」は途上国用に作られたものではないですが、浄水作用があり、簡単で持ち運びやすいという特徴があります。

さらに土に埋めれば堆肥になるし、ゴミがでないので、途上国での使用に応用できるのではないでしょうか。

このような途上国にも応用の利きそうなデザインを今後も取り上げていきますので楽しみにしていてください。

[SOMA via Kickstarter]


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