Zekkei q109

世界中から観光客がやってくる国、モロッコ。

先日紹介したブルー・シティ「シャウエン」も人気の観光地ですが、それ以上に海外からの人たちで賑わう場所があります。

イスラムの文化を肌で感じ、モロッコの歴史に触れる、美味しいモロッコ料理を味わうことができる、何とも贅沢な観光スポット。それが世界遺産も登録された「マラケシュ旧市街」です。

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「神の国」と呼ばれた街

現地の言葉で「神の国」を意味するマラケシュ。11世紀、イスラム王朝の都として栄え、それから王朝が変わるたびに衰退や繁栄を繰り返す歴史の舞台となりました。

現在マラケシュは新市街と旧市街に分かれており、このうち旧市街が世界遺産に登録されています。東西南北が城壁に囲まれた旧市街はメディナと呼ばれ、各王朝の歴史を象徴する宮殿が多く建てられています。

もちろん宮殿以外にも見どころはたっぷりあります。スークと呼ばれる市場には、様々な職人がモノを作りながら販売する昔ながらの専門店に加え、蛇使いや音楽家の路上パフォーマンスを見ることができます。

もともと海外からの貿易中継地として栄えたマラケシュ。ヨーロッパやアフリカを結ぶこの街には、様々な文化が流れ込み、モロッコ独特の街が形作られてきました。

現在も人の交流がマラケシュの大きな魅力です。世界各国から観光客がこの地を訪ね、情報を交換しあう旅人の拠点にもなっています。

1000年分のモロッコの歴史に、世界各国の旅人たち。マラケシュは、新しい出会いが生まれる場所なのです。

(photo credit: Hugo! via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

Zekkei q110

第110問は、こちらの写真。知る人ぞ知る東南アジアのリゾートビーチですが、どこか分かりますか?この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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