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ウェブ上で無料で参加できる大規模講義(MOOCs:Massive Open Online Courses)は、日に日に市場を拡大してきています。

トジョウエンジンでは先日、受講者数は526万人を超え、再生回数は2億回を誇るCourseraの急成長をインフォグラフィックでご紹介しました。

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その記事の末尾で、「今後は、インターネットを安価で提供しようとする団体などと提携して、もっと途上国などにもサービスを広げていって欲しいと思います」と書きました。

すると驚くことに、途上国にインターネットを届ける団体「Internet.org」なども展開するフェイスブック社が、MOOCsを世界中に広めるためのプラットフォームになる可能性が示唆され始めました。

MOOCsを途上国へ届ける

Transform Africa 2013」というイベントに参加した、フェイスブック社グローバル・ポリシー開発責任者のペラウトさんは言いました。

私は、教育にはまだまだ隠された大きな可能性が秘められていると思う。それは、オンライン教育(MOOCs)に繋げることだ。フェイスブックなどの拡散ネットワークを駆使することで、高水準の教育コンテンツをより多くの人々に届けることができるだろう。

Facebookというネットワークだけではなく、「Internet.org」などとのパートナーシップも欠かせないと語りました。

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他の団体・企業も賛同

さらに、100ドルのコンピュータを途上国で届ける「One Laptop Per Child」CEOのアルボレラさんは言います。

Code.org」(米国でプログラムの授業を提供するNPO)や「Internet.org」は、世界中で知識を大量に拡散させる大きな基盤になることができるだろう。

「Internet.org」は、「インターネットへのアクセスが無い全世界中の50億人をネットに繋げること」を一番の目標に掲げています。

しかし、これらのインフラが整えば、次のステップは必然的に、MOOCsなどの最高の教育コンテンツを届けることになることは間違いないでしょう。

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Photo: TechCrunch

今後のフェイスブック社の動きに注目

大手ソーシャルネットワーキングサービスが、MOOCsと提携する話はまだ確定ではありません。

ただ、インターネットを使い、自社の強みを活かしたフェイスブック社がこのような関心を示したことは大きな一歩だと思います。

グローバル化が進む21世紀、「教育」というカテゴリーを超えて、他業界と提携し合い、人々の生活を変えていってくれる事に期待したいです。

[WIRED UK]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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