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先進国で成功したビジネスモデルを新興国・途上国で真似る手法で有名な、ドイツの世界最大のインターネットインキュベーター「Rocket Internet」。

近頃は、東南アジアのe-commerce(電子商取引)ビジネスに多額の資金を投資している傾向が見られます。そんな中、東南アジアのeコマース業界の先頭を行くインドネシアのベンチャー企業「Lazada」が、新たに約1億ドル(約102億円)を調達しました。

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「Lazada」ってどんなサービス?

Lazadaは、2012年3月にローンチされたばかりのスタートアップで、そこから一気に4回の投資をビッグネームから受けてきました。

2012年1月にTengelmann Groupから2000万ドル、同年9月にはJP Morganから5000万ドル、11月にはKinnevikから4000万ドル、そして12月にはSummit Partnersから2600万ドルを調達しました。

そして今回の投資を含め、これまで既に2.4億ドル(約243億円)を集めたことになります。これは、ついこの間1周年を迎えたエンジェル企業にとっては驚きの額と言えます。

同サービスは、一言で表すと、“アジアのアマゾン”でしょう。eコマースなので、オンライン上で品々の電子取り引きが主なビジネスです。

タイ・ベトナム・マレーシア・フィリピン・インドネシアで事業を展開しており、当初は家電販売だけでしたが、今では本や家庭用品、赤ちゃんグッズなど幅広い品を取り扱っています。

多くのクレジットカードでの支払いが可能となっており、さらに代金引換でも売買できます。新興国では多くの人がクレジットカードや銀行口座を持ってないことが多く、これはLazadaならではの途上国向けに開発されたサービスです。

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アマゾンを超える!

Lazadaの狙いは、東南アジア全土でeコマース事業を展開することです。最大手のアマゾンですら先日、新興国(シンガポール)への家電輸送を始めたばかりです。

これは単に、文化、政治、言語、地理などの様々な壁があるからだと思われますが、Lazadaはこれを全て乗り越えます。

「Rocket Internet」をバックに、Lazadaは地域のロジスティクスとインフラを整備し、“ワールドクラス”の様々なプロダクトを、1日か2日で東南アジア地域に届けることを目指します。

LazadaのCEOビットナーさんは言います。

東南アジアは今後5年間で、数十億ドル規模のeコマース市場になる。

“インターネット文化”が東南アジアで浸透している

ビットナーさんは言います。

それは2014年末頃になるだろうが、我々は利益を出すまでの完璧な道を知っている。バンコクやジャカルタなど、ソーシャルメディアが都市を包み込んでおり、LINEなど数千万人の人がメッセージアプリを日々使っている。これは、”インターネット文化”が東南アジアで浸透している証拠だ。

現に、スマートフォンやタブレットが普及しているのに比例して、Lazadaの売り上げは伸びています。

先日、Lazadaはアンドロイドアプリをリリースし、iPhoneアプリもすぐに発売されるとのことです。この影響は大きく、「アプリリリースから10日後で既に売り上げが10%増えた」とビットナーさんは言っています。

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新興国で高い需要がある

新興国では、都市部の急激な発達から、農村部に住む人々との格差が広がっていく傾向があります。

Lazadaにとって、都市部以外の人たちがある意味一番のターゲットになっており、彼ら彼女達が望む商品を高いレベルで配達することが最重要です。

今後12〜18ヵ月は、既存のeコマース事業や、急成長しているLazadaにとって勝負の時となることは間違いないでしょう。”東南アジア版アマゾン”が、爆発的に人々の生活を変える日もそう遠くはないかもしれません!

[The Next Web]


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