lifeexpectancy

もしも生まれた国によって、あなたがほかの国に生まれた人よりも短い時間しか生きられないとしたら?

そんなことを考えさせられるのが、オマーンのデザイナーMarcelo Duhalde氏が作成したインフォグラフィック 「Life Expectancy At Birth」です。

最も長生きできるのは?

このインフォグラフィックを見ると、いかに生まれた国がその人の余命に影響しているかがよく分かります。

Duhalde氏は各国の平均余命(average life expectancy)を大陸ごとに積み上げることで、視覚化しているのです。

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それでは、ただ純粋に長生きしたい、というだけならどこの国に住むのが良いのでしょうか?

インフォグラフィックによれば、一般的にはヨーロッパ、さらに具体的にはモナコ公国に住むのが良いようです。2013年、モナコ公国に生まれれば90歳まで平均的には生きることができています。

またヨーロッパ全体で見ても、その半数(22か国)が平均余命80歳以上。さらに日本(84歳)、マカオ(84歳)、オーストラリア(82歳)、ニュージーランド(81歳)も平均余命で見た場合には、世界トップクラスということができそうです。

100年間で平均余命は2倍になったとは言え・・・

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逆に、もっとも平均余命が短いのはアフリカ大陸。もしもあなたが2013年に、チャド共和国か南アフリカ共和国に生まれたとすると、平均して49年しか生きられないことになります。

事実、中央アフリカや南アフリカに位置する多くの国では、病気、戦争、そして貧困によって、驚くほど平均余命が低く、70歳を超えるのは一部の裕福な国に限られています。

たった100年の間に、人類全体の平均余命は32歳から71歳へ、約2倍になったとは言え、まだまだ解決すべき問題は多く残されていると言えそうです。

[FastCompany]


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