Photo: Spiffy
2013年、東南アジアのスタートアップの成長が世界から注目されました。
その波は2014年も続くと見られており、ベンチャー企業のための大規模なカンファレンスやイベントも多く開催される予定です。今回は4つイベントを紹介します。
SPONSERD LINK
1. Startup Asia Singapore 2014(5月7〜8日)
年2回、インドネシアとシンガポールでそれぞれ開催される大規模なイベントです。
2日間で、主にテック系の新製品の紹介・講演・ネットワーキング・ハッカソンなど、東南アジアの今を知るには持ってこいのイベントでしょう。
多くの有名起業家がスピーカーとして登壇することでも知られており、今年は日本からWantedlyのCEOの仲暁子さん、QuietlyやHootSuiteの共同創業者のダリオ・メリさんがなどの登壇が発表されています。
2. AWS Cloud Kata(2月8日)
Photo: e27
ニューヨーク、香港、台湾、マレーシアなどで開かれてきた「AWS Cloud Kata」は今年、インドで開催されます。
Kataは「型」をそのまま表現しており、クラウドコンピューティングのベストプラクティスを討論し合うイベント。
スタートアップと開発チームに特化されており、顧客対応から技術論まで幅広く扱っています。
3. Innotribe Startup Challenge 2014(5月15日)
今年、シンガポールで開催される「Innotribe Startup Challenge」は、創業3年以内のスタートアップ企業に参加資格があり、特にファイナンシャルサービス業でのテクノロジー系のイベントとなっています。
しかし参加するためには、既に製作中のプロダクトと、100万ドル(約1億円)以内の売り上げ、もしくは投資額が必要となっています。
本イベントは、HP、SAP、Invest NIなど、ビッグテック企業がスポンサーとして出ています。
4. Lean Startup Machine(未定)
「Lean Startup Machine」は、世界各都市で開催されている非常に競争率の高いワークショップイベント。今年はフィリピンのマニラが会場となっています。
参加者はグループに分けられ、それぞれのチームは与えられたタスクに新しいアイデアで解決策を出し、ゼロからビジネスをスタートさせます。
最終的に、実際の取引先を相手にプレゼンし、それまでの事業設立プロセスから、優勝チームは選ばれます。
テクノロジーベンチャーは東南アジアに!
最近の動向を見ると、やはりテック系ベンチャー企業が多く生まれているのは東南アジアと言えます。
先日の、米フェイスブック社のインドのスタートアップ「Little Eye Labs」の買収など、今年は東南アジア企業のM&AやIPOも数件予測されています。
上記のイベントは、東南アジアのスタートアップを知るには絶好の機会でしょう。
SPONSERD LINK