新興国や途上国におけるBOP(Base of Pyramid)。世界の所得別人口構成の中で最も収入が低い所得層を指す言葉ですが、世界人口の約72%の約40億人がこの層におり、ビジネス規模は約5兆ドル市場とのこと。
そのような中、2014年3月5日、広告代理店の博報堂が独自調査を踏まえ、有効な調査や、店頭展開、コミュニケーション展開を紹介する「グローバルマーケティング実践・新興国/途上国BOPビジネスセミナー」を開催。
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博報堂ではインドやインドネシアなどの途上国での、貧困層向けの生活者調査や商品開発、コミュニケーション展開に取り組み始めており、今回、新興国/途上国のBOP生活者の捉え方を議論し、有効な調査方法や店頭展開、コミュニケーション展開などについて聞けるのだとか。
概要は以下の通りです。
【内 容】
ご挨拶 博報堂 執行役員 田中廣
- 講演1 「BOPビジネス展望~今、日本企業が進出する意味~」
BOPビジネスについて、欧米の動きや成功事例などの世界の動き、日本政府、JICAや日本企業の具体的な取り組みに触れ、今後の日本企業にとってのビジネスチャンスなどについて展望します。
講師:高野剛 国際協力機構(JICA) 中南米部 部長 (元民間連携室副室長)
- 講演2 「BOP生活者の本当の姿~現場からの最新レポート~」
BOP層を対象としたコペルニクの活動のご紹介と、BOP生活者の生のライフスタイルやニーズ、日本企業ができること、生活者とBOP市場固有の流通の双方をみていくことの重要性についてご紹介します。
講師:中村 俊裕 米国NPO法人コペルニク 共同創設者・CEO
- セッション 「博報堂が考えるBOPマーケティング」
「博報堂が考えるBOPマーケティング」
BOP層の生活者に関する博報堂独自の捉え方についてご紹介した上で、博報堂がお手伝いできるBOPビジネスの開発をサポートする調査、商品開発や啓発手法などについてご紹介します。
講師:井上滋樹 博報堂 ダイバーシティデザイン所長
「BOP生活者に有効な調査手法」
BOP層を対象に、独自に実施した調査結果、および、生活者調査を実施する際に留意すべきポイントやノウハウ、独自に開発した調査プログラムをご紹介します。
講師:中島一郎 博報堂 リサーチビジネス推進部ディレクター
「BOP生活者への伝え方」
これまでBOP層を対象とした調査や制作経験があるクリエーターであり、「伝え方が9割」の著者から、コミュニケーションが難しいBOP層を対象とした「伝え方」についてご紹介します。
講師:佐々木圭一 “伝え方が9割”著者 元博報堂 株式会社ウゴカス代表 コピーライター
<開催日時・場所>
2014年3月5日(水) 15:00~18:00(14:30受付開始)
場 所:博報堂 13階(赤坂サカスBizタワー内)
参加料:無料
定 員:80名(定員を超えた場合は抽選とさせていただきます)
締切:2014年2月16日(日)
お申込はこちら
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