ケニアを初めとした東アフリカ諸国では、主な交通手段としてバイクタクシーと「マタツ」と呼ばれるバスがあります。
その発端のナイロビ市内では、個人運営のマタツが130のルートを通っており、その路線図が先日初めて作成されました。
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市内路線図の様々な用途
ナイロビ大学、コロンビア大学、MIT、Groupshotデザインスタジオが共同でスマートフォンとGPSを使い、このマップを作り上げました。
コロンビア大学の研究者のクロップさんは言います。
私たちは、公共の交通手段を可視化し、このマップを今後の都市開発に役立て欲しいと思った。他にも、女性にとって安全なルートを提供したりもできる。
路線図が完成する前は、実際に一つの場所からどうやって目的地までいくのか、政府さえも把握していない状況でした。
現在、アフリカの公共サービスには多くの投資が呼び込まれており、このようなマップはそれらのインパクトの数値化などにも欠かせなくなってくるでしょう。
チームは今後、他の都市の交通網もこのようにデジタル化していき、人々に届けていくそうです!
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