1億人目の赤ちゃん Jennalyn Sentino

東南アジアの中でも高成長を続けるフィリピン。

先月7月27日、フィリピンの政府は同国の人口が1億人を突破したことを発表しました。

SPONSERD LINK

人口1億人を超える世界12の国

世界には人口が1億人を超える国がいくつもあります。

中国、インドは言わずもがなでしょう。

続いて、アメリカ、インドネシア、ブラジル、パキスタン、バングラデシュ、ナイジェリア、ロシア、そして日本が10番目です。

その後メキシコが続き、最後に、つい先日1億人を突破した国がフィリピンです。

課題と希望の両方を持つ国

毎分3人のペースで赤ちゃんが生まれているフィリピン。

先日7月27日に人口1億人を突破したとの政府発表があり、保健省は1億人突破を記念して、同日に生まれた赤ちゃんの中から100人を選び、5000ペソ相当の日用品支給をすることを発表しました。

このニュースを受け、人口委員長のJuan Antonio Perez氏は「これは大きなチャンスでありチャレンジであるが、人口の約25%は貧困者であり、貧しい家庭への社会サービスを提供する方法を探していかなければならない」と語っています。

教育問題を含め、課題は多いフィリピン。その一方、国内総生産(GDP)は毎年7%という高い伸びを示し、労働力人口である15〜64歳の人口も64%という高い数字を示しています。

いわば「人の国」。人の力で様々な課題を解決することができるか、これから注目していきましょう。

[Telegraph, 日本経済新聞]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK