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みなさんは途上国に行ったとき、野良猫や野良犬に遭遇したことはありませんか?

私もタイに行ったとき、都会のバンコクで野良犬が沢山うろうろしていて驚いた記憶があります。

今回はそんな、家のない犬や猫を救うタイの動物愛護団体「Soi Dog」のユニークな取り組みをご紹介します。

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「Soi Dog」の活動について

タイの動物愛護団体「Soi Dog」は、タイにいる動物と人の関係をより良くし、家のない犬や猫がいない社会をつくることを目指しています。

活動は多岐に渡り、野良犬の狂犬病対策なども行っていますが、今回ご紹介するのは、バンコクに12万匹もいるという野良犬を減らすための取組みです。

タイの旅行者に犬を連れ帰ってもらう「flight volunteer」

「Soi Dog」では、保護している犬をタイへの旅行者に連れ帰ってもらう「flight volunteer」を募集するという取り組みを行っています。

別の国から動物を連れ帰るには面倒な手続きと高い手数料が必要ですが、「flight volunteer」として登録すれば、団体に手続きの代行と、手数料の半分を負担をしてもらえます。

そうすることで、アメリカ、カナダ、イギリスなどの愛犬家の方に保護した犬を連れ帰ってもらえる仕組みを作っています。犬に負担がかからないよう、飛行機に乗せるまでのケアまでしっかりとしたサポートを行っているようです。

その結果、1年間に300匹もののら犬が愛犬家にわたることができています。愛犬家の方も、タイからの贈り物としてとても嬉しく感じているとのこと。「犬を飼いたい」という人と、途上国の「野良犬問題」の解決をうまくマッチングさせた取組みですね。

途上国の動物問題もしっかり解決できるよう、今後も「Soi Dog」の取組みに注目しましょう!

[springwise]


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