from CNN Video
ネパールで活躍するNGOと聞いてRoom to Readを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
マイクロソフトを辞めて世界中の子どもたちに本を届けるNGOを立ち上げたジョン・ウッド氏のストーリーは書籍化され、世界屈指の社会起業家と称されています。
今回は、そんなジョン・ウッド氏がCNNのインタビューにて答えたネパール支援のあり方についてお伝えします。
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ネパールにおけるRoom to Readの活動
CNNのインタビューにおいて、ジョン・ウッド氏はまずネパールでこれまで実施してきた支援活動を説明します。
1998年にネパールで本を届ける活動を開始し、これまでに1100の学校と、3700の図書館・図書室を設立してきました。
今回の地震の被害は甚大であり、4分の1の学校と半数の図書館・図書室が、大きな被害を受けたラムジュン郡にあります。中には家族を失った職員もおり、Room to Read全スタッフにとって、本当に辛い日々が続いたそうです。
そんなRoom to Readが取った決断は驚くべき方針でした。
「(ネパールでは)緊急支援が必要だったので、私達は手出しをしないようにしようとしました」
緊急支援の、その先にある支援に向かって
from ネパール寄付特別サイト
ジョン・ウッド氏がこのような決断をしたのは、スリランカの津波被害の経験に基づくものでした。
彼がスリランカで経験したのは、緊急支援の後にある復興ステージにおける支援の必要性。コミュニティの再建において、特に学校の再建が必要になるということに注目したのです。
現在、様々な緊急支援活動が行われる中で、Room to Readはその先を見据えて活動しています。
「子どもたちにとって普段通りの暮らしとはなんでしょうか?」
インタビューの最後ではこのような問いを投げかけ、復興時における学校・図書館の再建や修復の必要性と、それを徹底的に考え抜くというRoom to Readの方針が語られています。
詳しいインタビューは以下のサイト(ニュース動画)で確認することができますので、もっと細かく知りたいという方はぜひチェックしてみてください。
また、Room to Readでは長期的な学校の再建や修復に向けた寄付を募集していますので、共感された方はぜひ以下の寄付サイトをご確認ください!
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