Joso sri lanka

photo from FNN NEWS

先日、東日本を襲った集中豪雨。

特に被害の大きかった茨城県常総市には多くのボランティが駆けつけ、泥出し作業など復旧作業が続いています。

ボランティアとして参加してくれたのは日本人だけではありません。今回は、スリランカの人々の取り組みをご紹介しましょう。

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スリランカ大使館もボランティアに参加!

先日13日、茨城県に住むスリランカの人々が常総市の避難所で、郷土料理であるカレーの炊き出しを行いました。

「できる限りなんかしたい」

このような想いで集まったのスリランカの人々は合計約30人。本格的なスリランカカレーを約500人分振る舞いました。

Joso sri lanka01

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避難所に駆けつけてくれたスリランカ大使館の臨時代理大使、A・サージ・U・メンディスは次のようにコメントしています。

「日本はスリランカが大変なことになっていた時、常に助けてくれた。2004年のインド洋大津波の時もそうだ。他の時も同様だ」

東日本大震災の時も支援にかけつけてくれたスリランカの人々。日本とスリランカは深い絆で繋がっています。

日本と一番早く外交を結んだ国

以前トジョウエンジンで紹介したスリランカ大統領の名演説

第二次世界大戦敗戦後、日本の領土がアメリカやイギリスによって分割される予定だった中、当時のスリランカ(セイロン)大統領・ジャヤワルダナ氏は、「戦争に負けた日本にもう一度チャンスを与えるべき」「憎しみは何も生み出さない」と戦勝国に対しスピーチを行い、界で一番早く正式に日本と外交関係を結ぶことを決めました。

演説の一部もご紹介しましょう。

何故アジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望するのでしょうか。それは我々の日本との永年に亘るかかわり合いの故であり、又アジア諸国民が日本に対して持っていた高い尊敬の故であり、日本がアジア緒国民の中でただ一人強く自由であった時、我々は日本を保護者として又友人として仰いでいた時に、日本に対して抱いていた高い尊敬の為でもあります。

国交樹立から60年以上たつスリランカと日本の温かく深い関係。茨城県常総市でまた絆が深まったのではないでしょうか。

[FNN NEWS, 産経ニュース]


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