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トジョウエンジンの運営団体であるNPO法人e-Educationの新しい挑戦を紹介していく日経ビジネスオンラインの連載記事

第三回となる今回の記事では、バングラデシュ初となる「第一回デジタル教育国際会議」の様子や開催経緯についてご紹介しました。

記事の見所と、連載の裏話をご紹介します!

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豪雨にも負けず、出演キャンセルにも負けず

「開人、今年は国際会議を開こう!」

2015年1月。バングラデシュのパートナー・マヒンの一声で、新しい挑戦が始まりました。全て手探りで始まった国際会議の開催。登壇者も開催資金の目処もたたないまま始まったプロジェクトは、開催1ヶ月前にやっと見通しが立ってきました。

しかし、本当に大変だったのはここから。メインゲストの出演キャンセルが決まり、当日は豪雨で参加者からもキャンセルの連絡が続出。トラブルまみれのカンファレンスでしたが、「ピンチをチャンスに!」の精神で何とか乗り越えました。

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「デジタル」「教育」に貢献した企業・個人に対するアワード授賞式の様子

国際会議は終わってみれば、大盛会。

教育大臣、中銀総裁、ダッカ大学学長はじめ、バングラデシュの教育機関・民間企業の代表、さらには日本大使までもが一堂に集まり、デジタル教育の可能性を確かめ合う機会となりました。

カンファレンスの閉会挨拶が終わると、たくさんの学生が私たちの元へ集まってきます。

「私もe-Educationの活動に参加したい!」

カンファレンス終了後、数十人から嬉しい応募連絡があり、バングラデシュの学生たちの心に火をつけるという一番の目的を達成することができました。

社会の流れ(川の流れ)を変える方法は?

この問いは私がずっと考え続けてきたテーマであり、今回のカンファレンス開催は、その一つの答えでもありました。

「経営者の仕事は、川の流れを作ること」

これは私の言葉ではありません。

昨年、社会起業塾でお世話になったETIC宮城さんの言葉であり、塾を卒業してから半年間ずっと注力してきたことでもありました。

他にもたくさんの方々からのアドバイスあって、辿り着いたカンファレンス開催。

まだ社会の流れが変わったとは言い切れませんが、少なくともカンファレンスに参加し、その後e-Educationの活動に参加したいと声をかけてくれた学生数十人の心に火をつけることはできたと思っています。

「社会の流れ(川の流れ)を変える」

まだまだ入り口ですが、ようやく確かな手応えを感じることができました。
これを誰もが乗りたくなる波(ムーブメント)に変えられるよう、引き続き頑張ります!

カンファレンスの盛り上がりや、開催までの道のりについてもっと詳しく理痛いという方は、ぜひ日経ビジネスオンラインの連載をご覧ください!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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