国際協力に取り組むNGOの名前はたくさん聞くけど、海の向こうの出来事なので具体的な活動はあまりイメージが湧かないなと感じている方は多いのではないでしょうか?
そうした中、途上国での活動のリアルを伝えるために「映像の力」を活用する団体が増えています。
そこで今回は、トジョウエンジンの運営団体であるe-Educationと平和的な手法でテロ・紛争問題に取り組むアクセプト・インターナショナルが先日8月1日に開催したドキュメンタリー合同上映会の様子をご紹介します!
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1.『Real Gangsters-The Unknown World of Eastleigh』
こちらの映画はアクセプト・インターナショナルが約1年半の歳月をかけて撮影した作品で、ケニアにおけるソマリアギャングの抑圧を題材としています。
ドキュメンタリー概要
彼らはなぜ「テロリスト」と呼ばれるに至ったのでしょうか。祖国を失い、隣国に逃れてから彼らを襲った経済的困窮、地域社会からの民族差別、警察からの不当な取り締まり。社会から居場所を奪われた彼らが行きついた先、それがギャング組織でした。
約16分間のドキュメンタリー動画では、ギャング達の社会に対する怒りと諦念、私たちとの対話の中で見出した新たな希望と決意が鮮明に描かれています。
(アクセプト・インターナショナルFacebookページより引用)
また、こちらの映画はYoutubeにて公開されておりますので、ぜひご覧ください。
『Real Gangsters-The Unknown World of Eastleigh』を見る »
2.『Documentary of 奇跡の合格―夢を追いかけてー』
こちらはe-Educationが昨年6月に実施したクラウドファンディングプロジェクト「インドネシアの『奇跡の合格』ストーリーをドキュメンタリー映画で伝えたい!」を通じて100名を超える方々からのご支援をいただき、インドネシアで撮影された作品です。
ドキュメンタリー概要
彼らはなぜ公立学校へ行くことができなかったのか。恵まれない学習環境ながらも、インドネシア大学合格という夢をあきらめなかった原動力は何だったのか。そして、これから人生をかけて行いたい夢は何か。
ドドの父親が勤める会社は彼が幼くして倒産。住む家もなくスマトラをひたすら歩き続けた日々―。小学校の前でお菓子を売って生計を立てていたドド。目の前では自分と同じ年の子供たちが楽しそうに勉強している。「僕は父と弟のためにも働かないといけないから、学校へは通えないんだ。」
2人へのインタビューを通して明らかになる事実。ドドとシンティアの親族や友達へのインタビューも行い、いろいろな目線から2人の人生に迫る。
映画作成に関わったスタッフからのプレゼンテーション
上映会では、映画作成に関わった各団体のスタッフから映画の内容説明や伝えたいメッセージなどを参加者の皆さまへお伝えしました。
アクセプト・インターナショナル 前岡和(まえおかなぎ)
e-Education 島田颯(しまだそう)
映画上映後に行われた交流会においても、映画制作の裏話や途上国における熱い想いなどのトークで会場は大盛り上がりでした。
今回は、e-Educationとアクセプト・インターナショナルでの初の合同イベントでしたが、参加者同士の交流も活発なとても有意義な会となりました。企画したスタッフの間でも早速「ぜひ第2回の合同イベントも企画しましょう!」と声が上がっており、ぜひ今後のイベント開催もご期待ください。
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上映会でもご案内させていただきましたが、「最高の授業を世界の果てまで届ける」e-Eduationの活動を応援するキャンペーンやサポーター制度を設けております。
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