こんにちは!
e-Education Projectミンダナオ島プロジェクト担当の佐藤建明です。「教育開発」という夢を掲げ、フィリピンのミンダナオ島にて映像授業を活用した教育プロジェクトを展開しようと奮戦しています。
前回の記事では、日本に一時帰国し、e-Educationの仲間たちや米倉先生にご報告に伺った際のことについて書かせていただきました。
前回の記事以来、休刊していたミンダナオ島プロジェクトですが、今回から再び再開したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
SPONSERD LINK
奮闘する現地パートナーたち
さて、僕が日本に帰国している間、現地でのプロジェクトはどうなっていたでしょうか。
実は、前回の記事にも書かせていただいた通り、僕が日本に一時帰国している間は、現地の熱血アクロ校長とジョジョさんに現地のプロジェクトを一任していました。
現地リーダーの熱血アクロ校長(右)とジョジョさん(左)
正直、日本にいる間は、果たしてちゃんとプロジェクトが上手く進んでいるかどうか、上手く映像教材を作成できているかどうか不安でした。
週に一回、彼らとSkypeでミーティングを行いながら、現地の進捗などを確認しているとはいえ、現場を実際に見ることができないというのは、なんとももどかしいものがあります。こちらから具体的なアクションを起こせないということに、何度か苛立ってしまうこともありました。
しかし、私にできることはただ一つ。とにかく彼ら現地パートナーを信じ続けました。
フィリピンを襲った地震と台風
そんな矢先、フィリピンを立て続けに地震や台風が襲い、現地との連絡が取れなくなったのです。
彼らや、彼らの家族、プロジェクト関係者の安否が気がかりでならず、日本での活動に集中できないこともありました。
幸いにも、プロジェクト対象地域のカガヤンデオロとカミギン島は大きな被害もなく、皆無事であったとのこと。アクロ校長やジョジョさんの声を聞き、そっと胸をなでおろしました。
日本では、大学の先生方に、現地でのプロジェクトの様子や今後の計画などを報告しながら、Teach For Japanの松田さんをはじめとした日本の教育関係者の方の話を伺いに行き、プロジェクトを良くするためのヒントを探しまわりました。
新しい仲間、新しいチーム
e-Education Projectに、新しい仲間も加わりました。
マニラプロジェクトとインドネシアプロジェクト。それぞれの後任である「べっち(磯辺香里)」と「そうし(尾崎綜志)」です。
「べっち(左)」と「そうし(右)」
さらに、カイトさん(三輪開人)が、前職JICAを退職してe-Education Projectの共同代表となり、チームがさらに強力なものになっていきました。
カイトさんの誕生日祝いの際に
現地に戻るというワクワクと不安
そして1ヶ月ほどの日本滞在を終え、再び現地に渡る日程が近づいてきました。
現地パートナーたちにプロジェクトを全て一任していたのは今回がはじめて。そのため、いざ現地に戻る日が近づくと、不安が押し寄せてきました。
「僕がいない間にプロジェクトは本当に進んでいるのか?」
「現場の士気が大きく下がっているのではないか?」
不安な気持ちがドンドン大きくなっていきました。
しかし一方で、日本帰国中に、プロジェクトを応援してくださる支援者の方や仲間たちに会いながら、たくさんの応援をもらい、僕の士気は大いに高まり、ワクワクが止まりません。
さらにプロジェクトを「次のステップに進めるための一石」を用意していた僕は、不安を抱きながらも、期待と可能性に胸を弾ませながら成田空港に向かったのでした。
さて、次回の記事では、そんなプロジェクトに対するワクワクと不安を抱きながら、再びフィリピンを訪れ、気になる現場がどうなっていたのかについてお話したいと思います。
本日もご愛読くださり、誠にありがとうございました!
SPONSERD LINK