「幻の島」という言葉を聞いたことはありませんか?
その島は、1日数時間しか見ることができません。世界の絶景集にも選ばれた、南太平洋に浮かぶ希少な島の魅力をご紹介しましょう。
潮の満ち引きによって形を変える砂の島
南太平洋にあるフィジーは大小300を超える島からなる小さな国です。島と島の間は船か飛行機で移動するしかなく、全ての島を渡り歩いたことがある人はほとんどいません。
島のカタチもバラバラ。サンゴの死骸によって形づくられた島もあれば、海底火山の噴火によって隆起したものもあります。その中でも白く平らな地面が広がる島はサンドバンクと呼ばれ、砂によって島が作られています。
「幻の島」もこのサンドバンクの一つ。平らで傾斜のない島は、潮の満ち引きによって姿を消したり、現したりするため、いつしか「幻」と呼ばれるようになりました。
砂漠の中にあるオアシスとは真逆の、海の中にある砂の島。美しい自然や海が広がるフィジーのとっておきの島には、毎年多くの観光客が訪れます。
世界中の旅人が認める「幻の島」。専用のツアーもあるようなので、ご関心ある方はぜひ調べてみてください。
(Photo: Banyan Tree Madivaru: Private Island Resort in the Maldives)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第21問は、こちらの写真。ヒントは富士山よりも遥かに高い山道です。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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