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これまでケニアのダダーブ難民キャンプや日本のネイルサロンを通じた難民支援、ヨルダンでのe-Educationプロジェクトなど、難民に関するトピックも多く紹介してきました。
今回は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に集まる寄付額を世界の国別に落とし込んだインフォグラフィックがありますのでご紹介したいと思います。
シリア難民は150万人を越え、UNHCRも支援
難民と言えば、最近では、シリア難民数は150万人を突破したこともニュースとなっています。国内避難民も合わせると、
そんなUNHCRの活動資金の大部分(約98%)は、各国政府の任意の拠出金や民間団体、企業や個人からの寄付金でまかなわれているとのこと。各国政府の拠出金が年々減っている中、非常に大事になってくるのは民間からの寄付です。
民間からの寄付、1位はオランダ、日本は5位
そこで国連UNHCR協会が作成したインフォグラフィックから、民間からUNHCRヘの寄付額ランキングトップ10を紹介しましょう!
- オランダ – 23,964,754(米ドル)
- スペイン – 22,091,284
- オーストラリア – 14,523,126
- 日本 – 14,284,250
- イタリア – 14,265,922
- アメリカ – 6,718,928
- カタール – 6,612,986
- ドイツ – 5,144,748
- スイス – 4,876,196
- 中国 – 3,927,743
カタールや中国など意外な国もランクイン
軒並み先進国が並ぶ中、意外だったのはカタールでした。カタールと言えば、民間だけでなく政府からの支援も活発で、東日本大震災の際は日本財団に対して40億円もの寄付金を贈ってくれたこともあります。
また、中国もギリギリ10位にランクイン。中国も自国の大震災などでUNHCRに深い関わりもあるので、そのためでしょうか。東南アジアや南米、アフリカなどは、まだまだ少ない状態ですね。
このインフォグラフィックを通じて、どの国がどれだけ民間からの寄付を行っているのか理解できました。もし、このような形でその使途までビジュアルで分かりやすいものがありましたらご紹介したいと思います。
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