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みなさんこんにちは!e-Educationインドネシアプロジェクト代表の坂井健(さかいたける)です。今年3月にインドネシアへ飛び、半年かけて新しい教育プロジェクトの立ち上げを行いました。

プロジェクトの活動の様子は、このトジョウエンジンで毎週お伝えしてきました。最初の記事を書いてから早7ヶ月。途中、忙しさを理由に何度も投げだそうと思いましたが、何とか半年間ブログを書き続けることができました。

ブログを書く度に応援のコメントを頂き、本当に励みになっていました。改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございました!

最後となる今回の記事では、これまでの半年間を振り返り、僕がインドネシアで学んだことについてご紹介できればと思います。どうぞ最後までお付き合いください!

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e-Educationに入って、平凡な自分を変えたかった

ずっと寂しい人間でした。

勉強が特別出来るわけでもなく、運動神経も抜群ではなく、美男子として生まれてきたわけでもない、そんな平凡というにふさわしい人間として今まで生きてきました。

しかし、そんな平凡な自分にも誇れることが一つだけありました。

それは友達が多いこと。

僕には東大に行った友人もたくさんいますし、北京五輪に出た人もいますし、起業して成功した人もいます。すると、いつの間にか「たけるの友達って凄い人多いよね〜」と言われるようになっていました。

凄い友人がいることを誇りに思うと同時に、どこか寂しい気持ちでもありました。「あ、これは自分じゃないんだ」と一人で凹んだのは一度や二度じゃありません。

何も出来ず、何もしてこなかった自分を心のどこかで嫌っていました。

正直に告白すると、途上国の子供たちを笑顔にしたい気持ちと同じくらい、こんな自分を変えたくて、e-Educationの門を叩きました。凄い友達を誇るだけではなく、友達からも誇ってもらえるような人間になりたかったんです。

僕の周りには、いつも人がいた

出国するまでの準備期間、初めて行くインドネシアという国にワクワクしていました。

「初めて行くインドネシアという国には何があるんだろう?」

しかし、インドネシアに着いて早々、色々な壁にぶつかり、いつの間にかワクワクする気持ちは薄れていきました。しばらくの間、「今日本に帰っても格好悪いから、仕方なく頑張らなきゃなあ」というマイナスの気持ちで動いていた時期もありました。

そんな僕が変わったのは、カリスという青年との出会いでした。カリスと一緒にインドネシアの教育について話したりすることが、自分にとってもの何よりも楽しい時間となっていたのです。

「こいつと一緒にずっと仕事したい!」

何度も思い、再びワクワクする毎日が始まりました。

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リアンという青年もe-Educationの理念に共感してくれました。

「e-Educationはインドネシアに絶対必要だよ!一緒に広めよう!」

彼との出会いによって、プロジェクトは大きく前へと進みました。

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撮影場所がなくて困っていたとき、無料で塾の教室を貸してくれた人がいました。

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マレーシアでは毎日子供たちが「たける!バスケしようぜ!!」と言ってくれました(呼び捨てにするな!)

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マレーシアの学校の先生達はいつも笑顔で接してくれ、色々なところに連れて行ってくれました。

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インドネシアに帰ってからは、看護コンテンツ作りに挑戦。結局断念してしまいしたが、たくさんの方が情報を提供してくれました。

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アポイントなしで高校に訪ねた時も、先生たひは快く質問に受け答えしてくれました。

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そして何より、困ったときにいつも助けてくれる友達がいました。

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辛いこと、楽しいこと、たくさんありましたが、振り返ってみれば、いつも目の前のことにワクワクしていました。

最初は誰も知り合いがおらず、不安な日が続いたインドネシアプロジェクト。それがいつの間にか、友達に囲まれ、もっと彼らと一緒にプロジェクトをやりたいと思うようになりました。

自分を変えてくれたのは、ワクワクさせてくれたのは、いつも「人」でした。

1つだけ誇れること

目の前に広がる真っ白な天井。

朝、目を覚ますと、昨日までと違う景色が広がっていました。懐かしいけど、どこか違和感がある、半年ぶりの自宅。日本に帰ってきたことを実感しながら、リビングで朝食を食べ、インドネシアのことを振り返ります。

「やるとこまではやりきった!!」

とは言えませんでした。今思い返してみると、最初から失敗ばかり。ミーティングでは何度も怒られ、肝心なところで風邪をひき、プロジェクトも思ったように進みません。もし、自分ではない他の誰かがインドネシアに来たら、もっと早くプロジェクトが進んだかもしれません。

でも、1つだけ誇れることがありました。

それは自分でこの機会を作ったことです。ここで、僕の好きな言葉(とある会社の旧社訓)をご紹介します。

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ

最初、e-Educationに参加することがとても怖かったです。海外に一人で行ってプロジェクトの立ち上げなんてできるのか?そのために大学を休学していいのか?就活は大丈夫か?

今は胸を張ってこう言い切れます。

「この選択は正しかった。そして、自信のない自分はこの機会で変わった」

半年間で知らないことをたくさん知りました。今はもっともっとたくさんのことが知りたいです。インドネシアのことだけでなく、日本のことももっと学び、いつまでも好奇心を持っている人間でいたいです。

朝ご飯を食べ終わった僕は、元気よく家の扉を開けました。

まだ挑戦は始まったばかり。

これからもワクワクと共に歩き続けます!

さいごに

このプロジェクトを進めるにあたって、今まで本当に色々な人に助けてもらいました。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです。

Special Thanks(※順不同)

  • e-Educationメンバー
  • CGPのみんな
  • スニッカーズのみんな
  • 内野ゼミのみんな
  • LAのみんな
  • UIの友達
  • マレーシアの先生方
  • 小松さん
  • 角田さん
  • Awalさん
  • 絵美さん
  • 米倉先生
  • 久美子先生
  • 吉田先生
  • 久保先生
  • さのりょー
  • カリス
  • フィー
  • 家族のみんな

そしてこのブログを読み、記事をシェアし、応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

【追伸】
e-Educationインドネシアプロジェクトと、このトジョウエンジンの連載は、後任にバトンタッチして今後も続いていきますので、これからも応援よろしくお願いします!

途上国の教育課題を若者の力で解決する

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