世界各国で「発展途上国×防災・減災」をテーマに実施されるハッカソン「Race for Resilience」

これまで、IBM主催のナイジェリアで開催されたハッカソンや、インドで女性参加者に絞ったハッカソンなど、途上国におけるハッカソンを取り上げてきました。

この記事では、世界各国で開催予定の「発展途上国×防災・減災」をテーマにしたハッカソン「Race for Resilience」を紹介します。

グローバル防災・減災を目指す

このハッカソンは、2014年2月の世界銀行 東京防災ハブの立ち上げを記念したもの。ICTを防災・減災に活用し、イノベーション推進を目的に、グローバル防災・減災を目指しています。

日本では東日本大震災がありましたが、なかなか防災が日常化しているとは言えません。そんな中で様々なバックグラウンドをもつ参加者が「防災・減災」という同じゴールに向かい、強みを生かしながら解決ツールを発見していきます。

2014年はアジア諸国、ハイチ、ロンドンなどで同時開催

主催やメインパートナーには世界銀行 東京事務所、CODE for JAPANなどが名を連ねています。 初年度となる2014年は、日本を含むアジアや、ハイチ、ロンドンなどにおいて同時開催を予定。1月にアイデアソン、 2月には各国でのハッカソンを実施します。

各国の最優秀プロダクトはグローバル審査に進み、2014年7月にイギリスにてグローバルアワード表彰式が行われ、2015年3月の国連防災世界会議でも成果発表が行われるなど世界的な展開が見据えられているのです。

1月10日開催の世界防災減災「アイデアソン」はすでに定員が埋まっているとのことですが、今後の参加を考えている方は公式ウェブサイトをこまめにチェックするとよいかも知れません

[Race for Resilience]