過去50年で、100兆円以上の援助が届けられたと言われているアフリカ。
しかしながら、アフリカにおける貧困の問題はまだまだ解決の兆しが見えません。
そんな中、アフリカのアントレプレナー専用のクラウドファンディングプラットフォーム「Jumpstart Africa」がクラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて4万ドルの資金調達に成功。このプラットフォームの登場で、アフリカへの援助の形が変わるかもしれません。
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仲介者なく、”直接届く”支援へ
Jumpstart Africaの設立者であるAhmed Zrikem氏はこのように語っています。
アフリカにおける1人当たりの所得は、1970年代よりも悪化しており、3人に1人に当たる3.5億人が1日に1ドル以下で生活しています。この数は20年間の間に約2倍まで膨れ上がっています。先進国からの援助は汚職を促進するだけに終わっています。私たちのゴールは、アフリカにおけるスタートアップを活気づけることにあります。
最近はすっかり資金調達の手段として定着したクラウドファンディングですが、「Jumpstart Africa」では、仲介者なく、お金が直接アントレプレナーのもとに届くことを目指しています。
多方面のサポートを提供
「Jumpstart Africa」はアントレプレナーに対して、資金のほかにもハウツーガイドやカウンセリング、メンターシップなど、多方面なサポートを提供。アフリカのインキュベーターや起業家団体から広く候補者を募る予定だということです。
このプラットフォームが今までの援助の在り方を変え、アフリカのイノベーションを加速させることができるのか、注目していきましょう。
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