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みなさん、こんにちは。e-Educationミャンマー担当の小沼です。

先週の記事では、インドネシアで学んだことを応用したことを綴らさせていただきました。

今週は、共同代表の三輪がミャンマーに出張にきたことを綴らさせていただきます。

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空港で合流し、昼食を

数週間前に、僕がインドネシアへ出張しましたが、今後は日本から共同代表の三輪(以下、三輪さん)がミャンマーへやってきました。実際に現場を見るためと、試験一ヶ月前の映像提供の方法、来年度のプランなどを一緒に組み立てるための出張です。

空港で三輪さんと合流した後、二人とも昼食を取っていなかったため、ローカルレストランに向かいました。最初の食事ということで、ミャンマーで有名な緬料理や焼き飯を頼みました。

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こちらがミャンマー料理。いかがでしょう、美味しく見えませんか?ミャンマー料理は、日本人の舌には少し油っぽいですが、麺類は比較的油が少なく、とても美味しいのです。

昼食後はホテルに移動。いよいよここから大切なミーティングが始まります。

チン州出身の少数民族の学生

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今回、ミャンマーの学生の声を直接三輪さんに聞いてもらおうと、少数民族の学生とミーティングを行いました。彼の名前はジョセフと言い、以前一緒に海へ旅行にいった良き友人でもあります。

彼は、バングラデシュとミャンマーの国境沿いの地方の学生で、チン州出身の学生です。この州は、ミャンマーの中でも貧困率が高く、高校卒業試験であるセーダン試験の突破率が16%とかなり低いです。彼は、その状況を改善したいとe-Educationに声をかけてくれ、今回三輪さんにもプレゼンを行うことになりました。

彼のプレゼンの中で驚いたことは、チン州の大半がキリスト教徒だということです。ミャンマーでは、仏教がかなり浸透しているために、無償の寺院学校(僧院)がかなり多くありますが、チン州では宗教上の関係で寺院学校(僧院)の数が少なく、学習環境が整っていないとのことでした。

「一緒に何かできないか?」

ミーティング中、何度も彼から相談があり、今一緒に模索している段階です。

アントレプレナーとのミーティング

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ジョセフとミーティングが終わった後、すぐに次のミーティングに向かいました。僕がミャンマープロジェクトでキーパーソンだと考える方を三輪さんに紹介するためです。知り合いの日本人もミーティングに同席し、多くのことを話しました。

この方は、以前からお世話になっているミャンマー人通訳者モーさんの友人で、国際開発団体の代表を10年以上行っているアウンジーさんという方です。自分で会社経営、NPOを運営しており、組織の透明性を非常に大切にする方。以前、トジョウエンジンで紹介した藤村先生のパートナーでもあります。

彼の娘さんも途中から同席してくれました。彼女は、高校時代に試験でミャンマー全国No.1をとったこともある才女で、大学は外国へ留学し、現在国際NGOで勤めています。

2時間ほど食事をしながらミーティングを行い、時間が足りなかったため後日ミーティングを行うことになりました。とても充実したミーティングが続き、三輪さんにプロジェクトの輪郭を見せられワクワクしました。

次の日は、輪郭だけではなく、実際に教育現場を見てもらうために、実施校のあるマンダレーへ。

ここからいくつもアクシデントがありましたが、それは次回ご紹介いたします!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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