「プロジェクトマネジメント」と聞いて、皆さんは何をイメージされますか。自分の日常生活とは無縁と感じる方も多いかもしれませんが、実は身近な生活の中でも活かせるスキルなのです。
社会をより良くするコトづくりができる人材の輩出を目指して活動するコトづくり大学主催のセミナー「誰でも出来るプロボノ/ソーシャルプロジェクトマネジメント~プロジェクトの成功は『段取り力』で決まる」のイベントレポートをお届けします。
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意外と身近にある「プロジェクト」
早速ですが、皆さんに2つの質問に答えて頂きたいと思います。
Q1 「今までにプロジェクトマネジメントの経験はありますか?」
Q2 「今までに一人旅や受験勉強を経験したことはありますか?」
いかかでしょうか?おそらくQ1に「いいえ」と答えた人も、Q2には「はい」と答えたのではないでしょうか。
しかし、実はこの2つの質問、同じことを聞いています。
そもそもプロジェクトとは、
- 有期性(開始と終了がある)
- 限られた資源(予算等)
- 独自のアウトプット(成果)
という3つの条件を含んだ業務のことであり、たとえ1人で行う資格勉強のようなものであってもこの3つの条件を満たしていればそれは立派な「プロジェクト」なのです!
実践を通して学ぶプロジェクトマネジメント
11月5日(日)、高田馬場にある新宿NPO協働センターにてコトづくり大学主催のセミナー「誰でも出来るプロボノ/ソーシャルプロジェクトマネジメント~プロジェクトの成功は『段取り力』で決まる」が開催されました。当日は20名以上の方が参加し、大盛況となりました。
講師・石塚幸夫様による講義の様子
今回のセミナーで講師を務められたのは、外資系IT企業の現役プロジェクトマネジャーであり、ソーシャルプロジェクトマネジメント研究会の石塚幸夫様。プロジェクトマネジメント初心者の参加者も多い中、丁寧にかみ砕いて説明してくださり、プロジェクトマネジメントの基礎を学びました。
e-Education事務局長薄井による事例説明の様子
今回のセミナーは講義と演習に交互に取り組みながら、実践を通して学ぶ形式で行われました。演習では、トジョウエンジンの運営団体であり、途上国での映像教育支援を行っているNPO法人e-Educationが実際に計画しているプロジェクトが事例として取り上げられ、リアルな状況を想定したワークショップとなりました。
ホワイトボードを使いグループメンバー全員でワークを行いました
今回のセミナーを経て
参加者による所感発表、それぞれの気づきを共有しました
朝10時から8時間もおよぶ長丁場でしたが、無事講座を終えた参加者の方々からは「既に担当しているプロジェクトで今日の内容を反映させてみたい」という声や、「1からプロジェクトを作り上げてみようと思う」などの声が聞かれました。
講師の石塚さんと参加者の集合写真
参加された方々の新たな挑戦のきっかけであり、参加者同士学びあうことのできる非常に充実した時間でした!
身近な生活の中にもプロジェクトマネジメントの考え方を取り入れて今回の学びを活かしていきたいですね。
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