日本の首都・東京は人口密度が高いことで有名ですが、バングラデシュの首都・ダッカの人口密度は世界一と呼ばれています。
バングラデシュはシンガポールやバーレーンなどの面積の小さい国を除くと世界で最も人口密度の高い国であり、首都ダッカの道路は渋谷のスクランブル交差点のように人で溢れ返っています。
そんな人が溢れる国で、最も人が集まる祭典をご紹介しましょう。
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バングラデシュは「人の国」
バングラデシュの面積は日本の北海道ほどですが、人口は日本を上回る1億5千万人が住んでいます。
戸籍に登録されていない人を合わせると、総人口は2億に上ると言われており、人口はまだまだ増え続けています。
首都ダッカでイベントやアクシデントが起こると、たちまち人が集まってきて大きな渋滞が起こるのは日常的な出来事です。
しかし、そんなバングラデシュの人ですら驚くほど人が集まるお祭りが「ビッショ・イスティマ」なのです。
イスラム教の世界大会「ビッショ・イスティマ」
バングラデシュの人口の8割はイスラム教信者であり、1年に一度世界で最大級のイスラム教の祭典「ビッショ・イスティマ」がトゥンギという地で開かれます。
参加者は約400万人と言われており、メッカ巡礼に続く世界2位番目に大きな祭典になります。
あまりに多くの人がイベントに参加するため、バスや電車の上に人が座ることもあるほどです。お祭りは3日続きますが、前後2日間を入れて約1週間は道路が常に渋滞しています。
そんな現地の様子が分かる写真をいくつかご用意しましたので、人が最も込み合うお祭りの様子をぜひご覧ください。
[via Banglab]
[photo credit: riz_wan hasan via photopin cc]
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