photo credit: Trois Têtes (TT) via photopin cc
途上国には、多くの課題がある分、アイデアの力で解決しようと取り組みが行われています。今回はそんなグッドアイデアを10個まとめて紹介したいと思います。
1. イスラエル発、運転中も使用可能なスマートフォン「Voyager」
イスラエルの電話会社Accelが発表した「Voyager」は、安全さと機能性が売りのスマートフォン。アプリもGPSや駐車場が探せるものなど運転手向けにデザインされていて、これまでのスマホとは一線を画したプロダクトです。
2. 女性への性的暴力が多発するインド、通報機能&カメラ付き腕時計を政府が製作中?
GPSシステムとカメラ機能を搭載し、危険な状況になった時に腕時計についたボタンを押すと家族や最寄りの警察署に知らせることができる通報機能もついた時計。今年中には時計ができ、20ドルと50ドルの2種類の販売予定だとのこと。
3. 世界経済フォーラムでも発表された、アフリカに希望を与えるソーラーランタン「little sun」
アイスランドのアーティストが製作したランタン。花形のデザインに、片手で持てるサイズのこのランタンは、アフリカの電気の通っていない小さな村などでの活用を目的としています。
4. 管理から洗浄まで全て自動! インド中に広まっている公衆トイレ「Delight」
テレビや冷蔵庫はあっても、とにかくトイレがないというインド。ゲイツ財団が支援するプロジェクトの1つでもあります。ワンコインで使用でき、一つひとつのトイレに広告がついており、広告収入でもDelightは運転してるというユニークな設計のトイレとなっています。
5. デバイスが普及しつつある途上国で、医療知識の普及を狙うヘルスケアアプリ「skyscape」
アメリカでは医療従事者を中心に200万人が利用し、薬のガイドや臨床試験にも活用されているアプリの紹介です。850もの医療トピックをカバーし、5,000ものヘルスプラン、200もの医療計算ツールを包括的が入っており、途上国での利活用が期待されています。
6. インドの女性たちの水くみを簡単にするBOPプロダクト「Wello Water」
このBOPプロダクト、1度に運べる水の量が従来の3~5倍で、短時間で水を運ぶことを可能にします。さらに、キャップ付きのデザインによって、利用中の汚物混在も防ぐことができるので、衛生面も改善されるとのこと。
7. 1万個の風船が人々を幸せに! アフガニスタンの首都カブールでのフラッシュモブ
途上国では珍しいフラッシュモブ。130人のボランティアスタッフと、幸せを届ける1万個のピンク風船を使って行う予定だそう。楽しみですね。
8. スーダンにもコンテナを再活用した事例が登場! 太陽光発電も取り入れた医療施設「Salam Cardiac Surgery Centre」
イタリアの人権団体が運営し、最高の手術室に、検診室など医療環境も整っている、サステナブルな建築デザインを取り入れた病院。太陽光発電で電力をまかなう未来の病院モデルとも言えそうです。
9. マイクロソフト社主催コンペ「Imagine Cup」で優勝、ポーランド学生が開発中の地雷探知アプリ
Windows Phoneで地雷を探知できるアプリケーションソフトの紹介です。アフガニスタンやカンボジア、ベトナム、クロアチアなどいまだに地雷被害の多い国で、まずはテストしていくそう。75%くらいの確率で地雷の探知が成功するなど注目です。
10. マニラのアースデイで登場したパビリオン! プラスチックボトルと太陽光を活用したデザインに注目
アースデイに合わせ、全部で1,600個ものカゴでできたパビリオン。プラスチックボトルを活用しライトをつくったりしている団体「A Liter of Light」とデザイン会社が協力し、つくったもので、環境に優しい住まいとなっています。
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