千の丘の国。
アフリカのルワンダ共和国は、国中に小さな山とも言える丘が存在し、どこへ行ってもアップダウンな道が続きます。
首都のキガリも例外ではなく、いたるところに丘が広がり、映画の世界のような独特の景観を楽しむことができます。
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ホテルルワンダの舞台
ルワンダと聞いて何を思い浮かべるでしょう?おそらく虐殺のことを思い出す人が多いのではないでしょうか?特に2004年に制作された映画『ホテルルワンダ』を見て、そのイメージが膨らんだ人が多いのではないかと思います。
しかし、そのイメージだけでルワンダを語ることはできません。『ホテルルワンダ』の映画前半でも描かれていましたが、ルワンダは以前から美しい自然に恵まれたアフリカの観光スポットでした。
ゴリラをはじめとした多くの野生動物が生息する原生林があり、ナイル川の源流部にも位置しています。そして何より、国全体に大小さまざまな丘が広がっており、自然と共存してきた人々の営みは今も続いています。
悲しい歴史はあったものの、ルワンダの自然は昔と変わらず、赤い土と青い空の下で人々は日々前へ前へと進んでいます。
ちなみに、『ホテルルワンダ』の舞台となったホテル・デ・ミル・コリン(Hôtel des Mille Collines)とは「千の丘のあるホテル」を意味します。丘の上からルワンダの街を眺めると、大小さまざまな丘がどこまでも続いています。
このホテルが「映画の舞台」から「美しい丘の見えるホテル」として有名になる日がやってくることを願います。
(photo credit: oledoe via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第107問は、こちらの写真。砂の大地に建てられた古墳のような遺跡。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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