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トジョウエンジンでは、毎日、途上国のイメージが豊かになるような、そしてワクワクするようなアイデアを紹介しています。この記事では、途上国・新興国のグッドアイデア10選をまとめました。
1. 水泳のデータを教えてくれる! レバノン発の水泳ゴーグル「Instabeat」が実用化目前
「Instabeat」は防水で、泳いでいる人のパフォーマンスを記録し、瞬時にフィールドバックを与えることができゴーグル。中東から生まれた発明として注目したいですね。
2. ダイエットに成功したいなら、皿を半分にすればいい!? インドネシア発のアイデア食器「HALVED」が肥満問題を解決に導く
インドネシア発のアイデア食器「HALVED」は、「食器を半分にし、食べる量も半分にする」というコンセプトを掲げています。ダイエットに挑戦しようと、食べる量を減らそうとしていたときに、このアイデアを思いついたそうです。
3. 中国の現代美術家 艾未未(アイ・ウェイウェイ)が鉄の棒材を用いて製作したインスタレーション
今年のヴェネツィアで開催されるビエンナーレに展示する作品として、アイ・ウェイウェイが製作した作品。2008年に発生した四川大地震の被災地の学校からすべて持ってきているもので、思いが感じられます。
4. 授業料10万円の大学がMOOCsを超える!? ルワンダに登場した新コンセプトの格安大学「Kepler」がアフリカの教育を変える
ルワンダの大学教育を一新させるためにつくられた、オンライン上のMOOCsと実際の現場実習の両方を混ぜ合わせた教育業界初の「Kepler」大学が、今年9月にオープンします。世界中で学びの機会が増えていますね。
5. ルワンダ女性職人の自立・発展・ガバナンスを推進! フェアトレード・ファッションブランド「Indego Africa」
INDEPENDENCE(自立)、DEVELOPMENT(発展)、GOVERNANCE(ガバナンス)の3つの意味を持ったファッションブランド「Indego Africa」。
女性が持続可能な収入を得られることや長く使えるスキルを身につけること、女性たちが希望や自信が持てることなどをミッションとして掲げています。
6. おしっこを電気に変換! リオのカーニバルで使うトラックの燃料に再利用するプロジェクト
ブラジルのNGO「Afroreggae」と広告代理店「JWT Brazil」がタッグを組んで生まれた、おしっこを電気エネルギーに変えるというアイデア。水力発電と同じような仕組みで発電され、バッテリーに少しずつ蓄積されるのだとか。
7. 2040年までに100万人のIT人材育成を目指す! 黒人の少女たちにコンピューターサイエンスを教える教育プログラム「Black Girls Code」
「Black Girls Code」は、非営利団体で、黒人の少女たちにもIT系の世界に入って活躍してもらいたいという思いで活動し、2年前に設立され、これまでに1000人以上もの少女たちにプログラムを提供してきました。
2013年は、100都市で2000人へのプログラム提供をしてくとのことで、テック系に女性の人材を送り込もうとする動きは今後も期待したいです。
8. 貼るだけで、蚊が人間を発見できなくなる! マラリアにも効果を発揮する、新しい蚊対策グッズ「Kite Patch」
3年もの歳月をかけて、蚊が二酸化炭素を感知するメカニズムを解明し、そのメカニズムを阻害する物質を発見し、48時間、人間を蚊から見えなくする「Kite Patch」。体に無害で、確実にマラリアの脅威から身を守ることができることにも活用できそうです。
9. 太陽光発電のイメージ変える! イスラエルのスタートアップが開発したカラフルなソーラーパネル
「GreenSun」というスタートアップが開発したこの太陽光パネルは、これまでの直射日光からではなく、散乱光からも発電できる仕組みになっています。
従来のパネルよりもシリコン使用量も80%カットし、12%のエネルギー変換効率を実現。そして、1ワット当たり2.1ドルで発電できるとのこと。
10. 難民キャンプの住居問題に変化を! IKEA(イケア)の難民用スマートシェルターが快適な生活環境を提供する
IKEAの「折りたたみ式難民シェルター」は、UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)とRHU(難民用住宅ユニット)のデザイナーチームと提携し、製作されたもの。現在、50弱のシェルターがイラク、レバノン、エチオピアで試験的に使用されています。
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