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みなさん、こんにちは。e-Education Projectミャンマー代表の小沼です。

前回の記事では、一緒に旅行した学生と、彼の思い入れのある学校へ訪れたことについて綴りました。

今回の記事では、その後ヤンゴンに戻り、ミーティングを行ったNGOなどを紹介したいと思います。

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パソコン、英語の職業訓練校

コージンと学校に戻った後は、提携の可能性を探るためヤンゴンで多くのNGO、団体とミーティングを行いました。

ミャンマーでは、大学生に対して、職業訓練を行っている企業、団体が比較的多いです。今回、その中の一つの団体とお会いしました。

この団体は、アウンサンスーチー氏が党首のNational League Democracyがサポートしており、ヤンゴンに住む経済的に厳しい学生にコンピュータートレーニング、英語教育を行っています。

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タイピングとエクセルを教えている先生

写真に見えるパソコンのうち、10台は e-Educationがお世話になっている英語の先生(ウネオ先生)が寄付したもので、彼が中心になり生徒たちにサポートを行っています。

この学校を卒業すると、ウネオ先生のサイン付きの修了証明書が発行されるそうで、就職活動に有利になるので、学生たちは必死に学んでいました。

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観光学を学ぶ学生たち。100名以上いました。

観光学を学ぶ生徒たち

次に訪れた所は、高校修了試験を合格している人が入学できる学校で、観光学を中心に教えてる予備校です。

ミャンマーでは、外資企業、外国人観光客が増えてきている影響もあり、仕事、大学の合間に観光学を勉強して将来に備えている学生が多いそうです。10代〜40代の方々が観光に関してや、ミャンマーの歴史などを勉強していました。

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カーンアカデミーのミャンマー語翻訳プロジェクト

ミャンマーでは、映像授業コンテンツは広まりつつあります。その中の一つが、アメリカで有名なカーンアカデミー(Khan Academy)をビルマ語に翻訳するというもの。

その説明会イベントに参加してきましたが、地元テレビ局も会場にいて、熱気に包まれていました。

「多くの人に教育を与えたい」

そういった想いを持って活動している団体でした。イベント終了後に代表者の方に声をかけ、詳しい話を聞くために現在ミーティングの調整中です。

もっと多くのきっかけを与えるためには?

今回、多くの機関を会って感じたのは、どの団体も素敵な想いを持ちながら精力的に活動しているところでした。

利益追求している団体と会っていないからこのように感じるかもしれませんが、どの方も「お金を稼ぐより、ミャンマーの教育状態を良くしたい」と仰っていました。

こういった想いを持っている方々、各団体が協力して活動を行えば、今以上に効率よく事業が回せたり、活動できるはずです。

「e-Educationも色々な方、団体と協力し、相互補完しながら活動していきたいな」

強く感じた一週間でした。

様々な団体と協力することで、もっと多くの子供たちにきっかけ、チャンスを与えることが出来るはずです。そのために、もっと多くの素敵な方々とお会いして、学ばさせていただき、大きく発展させていきます。

これからも頑張りますので応援よろしくお願い致します。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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