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『ONE PIECE』などでもおなじみの海賊。

「海賊」と聞くと、アデン湾のソマリア海賊など、どうしても危険でネガティヴなイメージがつきまといます。

そんな恐ろしい「海賊」ですが、なんとシリコンバレーに「海賊船」が現れるかもしれないのです。

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シリコンバレーと聞くと、アメリカのみならず世界中から夢とアイデアに溢れた起業家が集まるホットスポットとして知られています。

実は、世界中から起業家が集まるシリコンバレーの住民は、なんと36%が外国人なのだそうだそうです。

外国人にとっては厳しい起業事情

とはいえ外国人がアメリカでゼロから起業するには、就業ビザが必要であったり、様々な課題があるため決して容易ではありません。

そんな夢とアイデアにあふれた起業家をサポートしようと、起業家のための「海賊船」を作ろうというおもしろい試みがシリコンバレーではじまっているのです。

 

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起業家たちをサポートする「海賊船」

そのプロジェクトは「Blueseed」。

シリコンバレー西海岸から12マイルほど離れた公海に、大型クルーザーを停泊させ、起業家の居住区および仕事場を提供しようという試みです。公海上なので、もちろん就業ビザなどの心配はありません。

またシリコンバレーからはわずか12マイルの距離なので、イベントや商談などがあれば短期ビザを取得して入国できます。ビジネスが軌道に乗り、成長すればそのままシリコンバレーに上陸することもできるとのこと。

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インドや南アフリカでの起業熱が高まるなか、外国人の起業家をさらに誘致する体制が整えば、シリコンバレーには、さらにもっと世界中から起業家が集まる一大ホットスポットになるのではないでしょうか。

「Blueseed」は、まさに夢とアイデアにあふれた起業家たちにとっての「海賊船」といえるでしょう。

[IT Leaders]


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