インドのeコマース市場が2023年までに世界の約7%を占める、6兆円規模まで拡大する見通しであることが分かりました。
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流通や消費者習慣の違い、回線速度など課題も
この見通しは「eTailing India Conference and Exhibition 2014」においてインド大手のコンサルタント会社であるTechnopak Advisors の代表、Arvind Singhal氏によって発表されました。
Singhal氏はさらに、インドにおける資金の量が限られていることを指摘し、インドのeコマースに対する直接投資の重要性を訴えかけました。
今後eコマースがインドで広がっていくにあたって、流通や消費者習慣の違い、インターネットの回線速度などが課題となるだろうと述べました。
オンラインショッピングの利用者は1年で2倍以上
またGoogleのインダストリーディレクターであるNitin Bawankule氏はインタビューに対してこのように語っています。
インドにおいてeコマースは十分な可能性を秘めています。航空券や電車のチケットはインドにおけるeコマース最初の成功だと言うことができるでしょう。
インドにおけるeコマースの市場規模は2012年で1500億円、2013年には2500億円から2800億円まで届く見通し。
またオンラインショッピングの利用者も急激に増加しており、2012年の800万人から、2013年はその2倍以上の2000万人に達するということです。
Bawankule氏も、5年以内に2兆円規模までインドのeコマース市場が拡大することは、ほぼ間違えないと結論付けています。インドで急激に拡大するeコマース市場から今後も目を離せそうにありません。
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