途上国・新興国において、先進国含め貿易する中で、重要になってくるフェアトレード(公正貿易)。トジョウエンジンでもフェアトレードの取り組みはいくつか紹介したことがあります。
この記事では、NGOグリーンハートのアマゾン地域における取り組みを紹介。クラウドファンディング「MAKUAKE(マクアケ)」を通じた資金集めも行っています。
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カカオの元々の原生地は中南米?
今回のプロジェクトは、絶滅の危機にあるというカカオの原生種「クリオロ種」 を救うというもの。
カカオと言うと、ガーナをはじめとするアフリカをイメージしますが、元々は中南米の熱帯雨林が原生地でした。
幻のカカオという「クリオロ種」はもちろんのこと、アマゾンでは様々な樹木が危機に瀕しているそうです。
世界で最も広い森林地帯、ブラジル・アマゾンの熱帯雨林は大きく面積を失い、今ではブラジル国内で排出される二酸化炭素を酸素に変える程度の酸素生産量にまで減じてしまっています。
そのうえ、森林伐採は木の種類を選びません。切り倒された樹木の中には、クリオロ種のように貴重な樹木も含まれているのです。
カカオの商品化、フェアトレードの規模拡大へ
NGOグリーンハートでは森林保護に向けて活動するとともに、フェアトレードの推進なども行っているのです。アマゾンで暮らす先住民とのフェアトレード契約、「クリオロ種」の取引を契約します。
同団体ではフェアトレードで得たカカオで商品開発などを行い、フェアトレードの規模を広げていくようです。プロジェクト詳細についてはぜひマクアケのページをご覧になってみてください。
[MAKUAKE]
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