ご存知の方もいるでしょう。
先日5月4日(日)、ブラジルのサンパウロで世界最大のゲイのお祭り「ゲイ・プライドパレード」が開催されました。
世界各国から、同性愛など性的少数者に対する理解を求める大勢の人が集まったのです。
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250万人以上が参加したビッグイベント
過去13年に渡ってずっと実施されてきた「ゲイ・プライドパレード」。パレードと名がつく通り、虹色の旗や傘を持った人たちがサンパウロの大通りを埋め尽くしました。
虹色は同性愛をはじめとした性的少数者差別反対の意味で用いられる色。これは世界各国共通のカラーになっており、レストランやショップにかけられていることもあります。
ブラジルでは2013年に同性婚が全国的に認められるようになってきたものの、まだ多くの差別が残っています。同性愛者の権利を主張するブラジル最大のNGO「Grupo Gay de Bahia」によれば、昨年300人以上の性的少数者たちが犯罪に巻き込まれて亡くなったと報告されています。
「もっと同性愛者たちにやさしい世界を」
そんな願いや祈りを込めて開催された「ゲイ・プライドパレード」には世界各国から250万人以上の人々が集まりました。2006年に開催されて世界記録となったパレードとほぼ同様の人数になります。
日本でも先月末、首相夫人の安倍昭恵さんが性的少数者の祭典「東京レインボープライド 2014」に参加されたことが話題になっていましたが、まだまだ認知度は低いでしょう。
これを機に、まずは知ることから始めてみませんか?
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