先日3冊目の本を出版されたSchool With代表の太田英基さん。
新しく出版された『僕らはまだ、世界を1ミリも知らない』では、2年間かけて世界50カ国を周り、帰国後に起業するまでのストーリーが描かれています。
今回はインタビューで答え頂いた、世界一周を通じて感じた「世界を舞台について活躍するための力」についてご紹介します。
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語学、語学、そして語学
フィリピン留学からはじまり、アメリカ、南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジアと世界を文字通り1周した太田さん。
『僕らはまだ、世界を1ミリも知らない』では日々のトラブルと挑戦の記録が綴られていますが、全体を通して「語学」をテーマにした話が多いことが印象的でした。
「確かに語学は大切ですが、決してネイティブな英語を話すことが不可欠だという訳ではありません」
そうして旅の経験を交えながら、世界で活躍するために必要な「3つの語学力」についてお話ししてもらいました。
【1】言いたいことをしっかり伝え切るための語学力
「日本人はよくシャイだと言われますが、そんなことはありません」
確かに、日本人は海外に出るとよくシャイであり、物静かだといわれます。しかし、本当にシャイで内気な人間が海外に出ることなどあるのでしょうか?
「シャイだと言われるのは、相手の話していることを理解し、自分の言いたいことを伝えることができないからです」
こう語る太田さんにも苦い思い出がありました。3ヶ月のフィリピン語学留学後に訪れたアメリカの企業向けワークショップ。少し自信のついた英語を活かすチャンスだと思って挑んだものの、高度な議論について全くついていくことができませんでした。
それからカウチサーフィンなどを使って、海外各地で友人を作り、語学力を磨いていくことになりますが、議論の場で使う語学だけでは不十分であることに気がつきます。
【2】一次情報を掘り出すための語学力
「日本人は、すぐに日本人コミュニティで固まってしまいます」
旅人も、ビジネスマンも、多くの人たちが日本人のみで集まっている光景を何度も見てきた太田さん。その光景に疑問を覚えると同時に、彼らの話がどこか宙に浮いた話になっていることに気がつきました。
「結局、彼らはローカルなネットワークに入れていないことが多いのです。まあ、“仕組み”を考えれば仕方ないかもしれませんが・・・」
ここで言う“仕組み”とは現地に駐在する期間のこと。日本人ビジネスマンが平均して数年間海外駐在することに対して、韓国や中国のビジネスマンは片道切符で長年滞在する人が少なくありません。
こうして生まれるネットワークの差。もっと言えば、現地の人たちとのコミュニケーションが少なく、一次情報を掘り出すことができないのです。
【3】世界地図から物事を考えるための語学力
「新しい事業を考えるとき、世界地図を見ることってありますか?」
ネスレやコカ・コーラなど世界を牽引するグローバル企業は、世界地図を見ながら新戦略を考えていると話してくれた太田さん。
「彼らはアマゾンの奥地であれ、アフリカの荒野であれ、ニーズがあると思ったら直接行くんです」
確かに、どんな国を旅してもネスレの製品やコカ・コーラ製品は必ず目にします。これこそが、世界地図を描きながら戦略を描いた企業の努力の証拠であり、やはり日本人に抜け落ちている感覚だと太田さんは続けます。
「ドイツの企業向けイベントに参加した時、イタリア人セールスマンから日本のモノ作りのレベルは世界一だと言われました。ただ、プロモーションは世界最低レベルで非常に勿体ない、と言われたことが非常に悔しかったですね」
セミナーで各国のセールスマンと会話をする度に、日本の商品の魅力とそれを世界に発信・営業できていない語学の力不足を改めて知るキッカケとなりました。
語学は、趣味もグローバルにする
「実は最近、ビジネスマン以外の人たちの語学留学も増えてきています」
その背景として、趣味が多様化し、様々なシーンで海外の人たちと接する機会が増えつつあるからだと話してくれました。
今回ご紹介した3つの語学はあくまで全体のうちの一部であり、自分の目的に合わせて語学を学んでいく時代がやってきた、と最後にまとめてくれた太田さん。
「趣味であれ、仕事であれ、世界を自分が活躍する舞台だと思って欲しいし、語学で躓いて欲しくない。だから、語学をもっとスムーズに学べるよう、School Withを立ち上げ、フィリピン留学の口コミサイトを作ったのです」
School Withはフィリピンの語学留学希望者向けの情報総合サイト。口コミの評価があることはもちろん、目的ごとに学校を選択することができ、留学にかかる見積もりも簡単に計算することができます。
日本最大級のフィリピン留学口コミ情報サイト
「留学業界に、イノベーションを起こしたいんです」
自分の目指すゴールに向かって、最短ルートでたどり着くための語学留学プログラム。それをサポートし、世界を舞台に活躍してもらうことがSchool Withのミッションになります。
2年間の世界一周の先に見いだした語学の必要性と、そこから生まれたSchool Withという語学を磨くための新しい手法。これから世界を舞台に活躍してみたいという方は、ぜひ『僕らはまだ、世界を1ミリも知らない』を読み、School Withのホームページをチェックしてみてください!
(インタビュー終わり)
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[写真は太田さんのブログ「サムライバックパッカー」より引用]
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