Kigyojuku2015

「途上国のイメージを豊かにしたい」

これがトジョウエンジンの運営方針ですが、実際に途上国の課題と向き合って豊かな社会の実現を目指している方が沢山います。

今回は、そんな方々にぜひお勧めしたい起業家育成プログラム「社会起業塾イニシアティブ」をご紹介します。

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社会起業塾をぜひ勧めたい3つの理由

2002年より、NPO法人ETICとNECの協働で取り組みがはじまった「社会起業塾イニシアティブ」

社会を変える可能性を持った、スタートアップ期の社会起業家を選抜し、
より事業を加速させるための様々な機会を提供する起業家育成プログラムです。

トジョウエンジンの運営団体であるe-Educationも昨年選抜いただき、半年間のプログラムに参加しました。

それを踏まえ、ここでは途上国の課題を本気で変えたい方にぜひ勧めたい3つの理由をご紹介します。

【1】「社会を変える」ことの意味を問い直す

途上国で活動していると、様々な課題が目に入ってきます。

教育よりも保健の方が重要ではないか?もっと貧しくて困っている人たちを支えることはできないか?

支援する対象も課題を解決する手段も自信が持てなくなり、何を持って「社会を変える」のか分からなくなることがあります。

では、そんな時に何を指針にすれば良いのでしょうか?

ニーズを知りぬいて、その代弁者たれ。先輩と歴史から徹底的に学べ。事業の計画ではなく、社会を変える計画をつくれ。

これは社会起業塾の講師であり、メンターとして様々なアドバイスをいただいたIIHOE代表の川北さんの言葉ですが、プログラム期間中何度もこの言葉の意味を考え続けました。

もし今途上国で活動していて、何か壁にぶつかっている感覚があるのであれば、それは「社会を変える」計画を見直すチャンスです。

社会起業塾を活用して、自分たちがこれから進むべき道を、もう一度考えてみませんか?

2.走り続けるために「踏みとどまる」

では、これから進むべき道を決めるにあたり、何をしなければならないでしょうか?

これは参加者によって異なると思いますが、私には「踏みとどまる」時間がとても大切でした。

途上国で活動している方であれば、日々の仕事に追われてしまうことも多いでしょう。日本でお金を集め、途上国で仲間たちを鼓舞し、また日本に戻ってお金を集め、の繰り返し。

そんな多忙な毎日だからこそ、足を止めて、じっくり考える時間を確保できないという方もきっといるはずです。

社会起業塾の期間中には合宿やメンターとの面談プログラムがあり、自分の活動をしっかり振り返ることができます。

なかなか日々の活動を振り返ることができないという方は、この社会起業塾という機会を活用して、ぜひ自分の原点を振り返ってみてはいかがででしょうか?

それが自分たちの進むべき道に近づく手段だと私は思います。

3.互いの夢を応援したくなる「仲間」ができる

「ところで、日本にも課題はあるけど、関心はないのか?」

途上国で活動している人であれば、こんな質問を受けることがあるでしょう。

そして、きっとこんな気持ちになるのではないでしょうか。

「関心がないわけないじゃないですか!」

できることなら日本の課題も解決したいです。ただ、だからといって途上国の問題を後回しにできるわけでもなく、出会ってしまった大切な人たちのために今出来る限りのことをしている、といった人が大半ではないかと思います。

私は、こういった質問をもらうたびに、途上国でずっと活動を続けていいのか少し不安になり、日本の課題解決に貢献できていないことに悔しさを覚えました。

ですが、社会起業塾に参加して、この意識は大きく変わりました。

なぜなら、互いの夢を応援できる仲間ができたからです。

私には、日本の地域の課題を解決しようとしている仲間がいます。LGBTや障害を持つ人など、社会的に弱い立場にいる人たちを支えようと奮闘している仲間がいます。

「私たちの分まで、ぜひ途上国の子どもたちを笑顔にしてください!」

そんな仲間たちから、自分たちの夢を応援してもらえる。これほど力が出ることはないでしょう。

互いの夢を応援しあい、「社会を変える」ことに全身全霊で挑む仲間ができる。これが社会起業塾で得た、一番の財産でした。

まだまだある社会起業塾の魅力

ここまで、私が思う社会起業塾の魅力を紹介してきましたが、他にも魅力的なポイントは沢山あります。

その中でも先輩起業家とのネットワークは、事業を次のステージに進めるにあたり、大いに役立ちます。以下の写真は、過去に社会起業塾に参加した起業家リストの一部ですが、名前や活動を知っている人も多いでしょう。

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途上国で活動している起業家も多く参加されています。

昨年プログラムに参加した際には、上で紹介した先輩起業家の方々から様々なアドバイスやサポートをいただき、本当に充実した半年になりました。

最後に

途上国で活動されている皆さんに質問です。

今、解決しようとしている課題がなくなることで、本当に社会は変わると言えるでしょうか?

それが本当に進むべき道か、しっかり考え抜くことができていますか?

その道を、その決断を、応援してくれる仲間がいますか?

もし一つでも気になる質問があるようであれば、もしくは以下の動画をみて「自分も参加してみたい」と心が動くようであれば、ぜひ社会起業塾への応募を検討してみてください!

[社会起業塾イニシアティブ]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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