仙台育英×ネパール5

こんにちは!
トジョウエンジン編集部です。今回、トジョウエンジンの運営団体である特例認定NPO法人e-Educationと宮城県にある仙台育英学園高等学校がWeb交流事業という新たな取り組みを始めました!

日本の高校生たちの「自分たちが世界のためにできることを見つけたい」という思いで始まったこのWeb交流。4回に渡ってネパールと仙台育英高校の若者を繋ぐWeb交流事業の第1回目が先日行われました。今回はその様子をお届けします!

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e-Educationが行う「Web交流」とは?

世界には貧困、戦争や紛争、難民、食糧危機など挙げきれないほど多くの問題がありますが、「何かしたいけれど自分にできることがわからない」「日本人の私にもできることはなんだろう」と思ったことがある人は少なくないのではないでしょうか。

今回のe-Education仙台育英学園高等学校が4回に渡って行うWeb交流も、仙台育英高校の生徒からの「自分にできることを見つけたい」という思いで始まりました。

Web交流の目的は、新興国と日本の同年代の生徒がテクノロジーを用いた具体的な交流を通じて“世界のリアル”を肌で感じられるきっかけを提供することです。

思春期に世界とリアルに繋がることは、これからの社会を生きていく若者が世界を身近に感じ、これからの世界でどのように自分が役割を担っていくのかを考える一つのきっかけになるのではないかと考えています。

世界のために自分ができることを見つけたい

そんな想いを語ってくれた仙台育英高校の生徒たち。Web交流が実現するまでに何度もミーティングを重ね、目的を考え、ネパールとのWeb交流の意義を深めてくれました。

仙台育英高校の生徒の皆さんの発案で実現したネパールの子どもたちと繋がるWeb交流は、交流の内容や毎回のゴールの設定なども仙台育英高校の生徒たちが中心に考えてくれています。

そんなWeb交流の第1回目が先月行われました!仙台育英高校の生徒たちに交流にかける想いや、第1回目の交流の様子をレポートしてもらいます!

仙台育英高等学校の生徒からの活動レポート

こんにちは!仙台育英学園高校の佐藤と八島です。

先日6月25日(月)にネパールと初めてのWeb交流を行いました。

私たちは国際バカロレアで学ぶIB(International Baccalaureate)生です。教育プログラムの一貫で、より平和な世界の実現を目指して、自分たちにできることは何かを考え、活動を企画し、実行しています。

育英IB生集合写真

仙台育英学園IB生です!

私たちは、「教育」とは、将来の可能性を広げ、安定した自給力をつけるきっかけになり、多くの人が直面しているそれぞれの問題から抜け出す一つの有効的な手段だと考えます。

私たちにできることは何か?を考える中で、e-Educationの三輪開人さんのプレゼンテーションをネットで見つけ、世界で幅広い教育支援をしているe–Educationの活動に興味をもちました。

春にe-Educationとのコンタクトを取り始め、三ヶ月の話し合いを経て、ネパールとの交流が決定しました!

テーマはお互いに「当たり前が当たり前でないことに気づく」こと。そして目的は「ネパール学生の勉強に対するモチベーションをあげる」こと。

このテーマを元に、異文化の興味深さや、奥深さを見つめ、理解を深め、視野を広げることを目標としました。実際には、4回のWeb交流で日本やネパール、中国、ウガンダの4つの文化の共有を行い、目標を達成することを目指します。

第一回ネパールとのWeb交流

仙台育英×ネパール1

好きなタイプを英語で説明中

第一回のコンテンツは、自己紹介とレクリエーション。また、簡単に疑問に思っていることを共有して、話し合いました。

最も印象的だったのは、ネパールの生徒がみんな笑顔で「ナマステ〜」と言って自己紹介をしてくれたことでした。初めてのWeb交流でしたが、六年生、中学一年生と仙台育英IB生で和やかに終始笑顔が絶えない時間でした。

仙台育英×ネパール2

終始にぎやかなネパールの子たち

そして、交流をしている間ずっと変なことをしている子もいてとても楽しい時間でした。

最初に自己紹介をし、次に日本の俳優では誰が一番かっこいいか、可愛いかを日本側とネパール側同時に行い、見せ合いました。見事にどちらの国も同じ俳優を選んでいて、それがとても楽しかったし、好みが合って嬉しかったです。

今回の交流では違いはあまり見つけれませんでしたが、みんなで楽しみながら交流を行うことができました。

交流後にはネパールの学生が英語で感想を書いてくれました。
仙台育英×ネパールアンケート

「日本人は皆さん美しい」に仙台ではニヤニヤ。

これから後3回に渡ってWeb交流を行いますが、最初に立てた「当たり前が当たり前ではないこと」に気づくことを通して日本人の私たちも、ネパール人の彼らにも意味のある交流をしていきたいと思っています。

これからのWeb交流

仙台育英×ネパール6

笑顔いっぱいのネパールの生徒たち

日本側でも、ネパール側でも好評だった初回のWeb交流。

今回は自己紹介や軽いレクリエーションが中心でしたが、今後の3回のWeb交流では、「自分にできることは何か」を見つけるため、より深い異文化理解や交流ができるようなコンテンツを実施していきたいと思っています。

トジョウエンジンでは4回に渡るWeb交流を今後も発信していきます。
参加した生徒の声や、実施校の先生たちの声、サポートをしているe-Educationのインターン生の思いなども発信していきますのでお楽しみに!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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